内容説明
愛する父親が亡くなり、意地悪な継母と二人きりになったニーナ。だが悲しみに浸る間もなく、残酷な現実がニーナに襲いかかった。継母が豪遊していたせいで、父は多額の負債を抱えており、もはや生まれ育った大好きな屋敷を売るほか道はないという。ショックのあまり呆然とするニーナの前に現れたのは、父と生前親交の深かった、黒髪のハンサムな富豪スティード。忘れもしない5年前、ニーナの16歳の誕生日パーティに、彼女の唇を無理やり奪ったあげく子供とからかった、最低な男だ。屋敷を売らずにすむ方法がある――そう切りだすと、スティードはニーナをまじまじと見つめた。「僕と結婚すればいい」
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
akiyuki_1717
1
20年ほど前の作品で、再販です。偉い年上のヒーローがヒロインの16歳の誕生日パーティーに呼ばれて、一目惚れをするという、ちょっと驚きのストーリーです。話は五年後から始まるのですが、ヒロインの設定が世間に疎い、箱入り娘なんですが、色んな事に対して幼すぎて、痛々しい感じでした。終盤にヒーローが自分でも獣と言ってるけど、間違いなくそうです!! いい年をしたおっさんが、21歳の娘に対して冷たすぎるし、傲慢すぎる。もっと早い段階でヒロインの気持ちをほぐしてあげるくらいの気遣いができないものかと情けなかった。2015/03/20
me
0
ヒロイン16才のときに30才ヒーローが一目惚れして抱きしめてキスの嵐。びくついたヒロインが逃げ出してそれから5年後の話。屋敷を救うためにと便宜結婚を申し出るヒーローは最初からヒロインにメロメロ。ヒーローは恋するあまり自分を見失っているときが何度もあり、もう二度としないと言いつつ自分を抑えられないこと数回。箱入り娘だけど結構頑固で大人しいわけでもないヒロイン。ヒーローがヒロインにメロメロな話は好きなので再販して欲しい。2018/01/03
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