- ホーム
- > 電子書籍
- > ビジネス・経営・経済
内容説明
★山形浩生氏絶賛! マクロ・ミクロ経済学入門の決定版!★
著者は現役高校教師。自費出版した本書の前身が大きな話題になった。それらとの違いは、内容構成を変えたこと、資料を新しいものにアップデートしたこと、文章をブラッシュアップしたこと。さらに最新の情報を取り入れて「アベノミクス」までをカバーした決定版であること。基本的な経済学のイロハを教えてくれる稀有な本。
目次
第1章 GDPの三面等価
第2章 企業の赤字と貿易赤字の違い
第3章 貿易黒字について
第4章 リカードの「比較優位論」
第5章 国債について
第6章 財政政策と金融政策
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
WATA
57
タイトルを見ると体系的な経済学入門書のようだが、実際はマクロ経済学の勘違いされやすい部分の解説に特化した本。「貿易赤字は悪いことではない」「自由貿易は必ず双方の国に利益をもたらす」「国の借金を全額返済する必要はない。増加率をGDP成長率と同等まで抑えればよい」といったことを丁寧すぎるほど丁寧に解説している。「国の財政を破綻させないためには歳入と歳出を均衡させる必要がある」という理論の説明中、事あるごとに消費税増税を推してくるなど、話の展開が恣意的に感じられる部分もあるがそれを差し引いても良書だと思う。2014/07/05
masabi
17
【概要】マクロ経済学の誤解されやすい部分を解説する。【感想】三面等価の原則、比較優位、貿易黒字、アベノミクスを扱う。マクロの基礎はこの一冊から始める。題に反してミクロがほとんど触れられていないので別の本に当たりたい。次はノートを取りながら読むことにする。2018/09/23
645TJC
10
マクロ・ミクロ経済の知識強化が目的。先に読んだ図解マクロ経済学と同じ著者で同内容。出版はこちらが先で、図解マクロ経済学が後。図解マクロ経済学はこの本の改訂版と言える。図解マクロ経済学の方がとっつきやすく、理解しやすい。2015/12/08
仁家の作
10
ウーン、取っ付きにくい!2014/12/25
dowalf
10
「高校生からわかる」とのことでしたが、予備知識が足りず、要再読…というか、要勉強です。GDPの三面等価や、貿易赤字・黒字の本当の意味、リカードの比較優位論にIS・LM曲線と、経済学の基礎となる知識を初心者にも分かる様に説明しつつ、現在の日本経済に本当は何が起こっているのかを検証しています。選挙を前にいろんな意見を目にしますが、自分の判断基準をしっかりさせるために、ちゃんとした知識をもって報道内容を判断したいと思いました。2014/12/06