文春文庫<br> 儲けすぎた男 - 小説・安田善次郎

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文春文庫
儲けすぎた男 - 小説・安田善次郎

  • 著者名:渡辺房男
  • 価格 ¥660(本体¥600)
  • 文藝春秋(2013/10発売)
  • 真夏も楽しく!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~8/11)
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  • ISBN:9784167838751
  • NDC分類:913.6

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内容説明

富山の最下級藩士の家に生まれながら、一代で大財閥を築き上げた安田善次郎。幕末明治の激動期、貨幣価値の変化の機を捉え、莫大な巨利を手中に収めて、日本一の大銀行家へと昇りつめた男がみせた、ここ一番の勝負勘とは? 東大安田講堂を寄付し、近代日本金融界の礎を作った傑物の生涯を活写した歴史経済小説。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

しんこい

9
安田財閥のことは知っていってもその成り立ちはよく知りませんでしたが、富山から出て薩長や政商とは別のところから財を成してんですね。人との出会いや運もありますが、やはり情勢を読み決断したからこその部分と、地道な努力の部分とあります。2015/04/29

タカシ

7
安田財閥の創始者安田善次郎の生涯。面白かったですね。私が富山出身なので余計に尊敬してますが、若い時に時代の波に飲まれずに出世していくのは凄いの一言です。ただ順風満帆ではなくあらゆる苦難に直面し乗り越えたところが素晴らしいです。2018/04/03

くらーく

3
最期は暗殺か。嫌な時代ですな。 安田善次郎が創設した銀行の末裔がみずほ銀行ですかね。ちょっと飛躍し過ぎかな。金融が大好きな安田善次郎氏はあの世でどう思っているのかねえ。 「青天を衝け」がなかなか爽快なドラマなので、関係していると思われる本書を読んだけど、ほとんど係わりが記載されていなかったなあ。どうだったのだろうね。 主人公安田善次郎の勘の鋭さと勝負師としての度胸には敬服するな。どうやって相場を見通す勘を身につけるのだろうか。不思議だなあ。2021/11/20

こういち

3
幕末から明治初頭の日本近代金融史について、安田善次郎を通して概観する。銭両替商がいかに銀行業へと変貌していくのか、その〝才覚〟に学ぶところは多い。特に、太上官札の買い占めの決断が衝撃的。善治郎の「政府の力を信じていくしかない。それが商いというものだ」という言葉は、国家の動向と経済の流れを正確に把握しているからこそ生まれる思想か。国力は、まさに政経一致してこそ育まれるもの。近未来の経済戦略を考えるための必携の書。2013/09/17

dexter4620

2
安田善次郎翁の書籍は数多く読んでいるが、本書は後半やや内容が薄くなってしまった感じ。横浜で小僧が亡くなったりするストーリーもあるはずだが、特に銀行設立あたりからは他の書籍に比べて内容が薄く感じてしまった。2023/02/05

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