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内容説明
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2013年4月以降適用の年金積立不足のBS計上義務づけ新会計基準に対応した入門書の最新・決定版。
日本基準とIFRS(国際税務報告基準)の改正内容を解説。具体的な対応例を示します。
日本の退職給付会計基準は、2012年6月にIFRSと日本基準のコンバージェンス(共通化)を目標とした改正が加えられました。
具体的には「貸借対照表での即時認識の導入」、「退職給付債務の計算方法の変更」、「退職給付制度運営に関する開示の充実」です。
一方、IFRSの退職給付会計基準IAS19号も「透明性(=わかりやすさ)」をキーワードとして、2011年5月に「遅延認識の選択肢の排除(即時認識への統一)」、「退職給付に関する費用の要素ごとの分解表示」、「退職給付制度運営リスクに関する開示の充実」などの改正が行われています。
本書では、日本基準の改正内容を中心に、IFRSの改正内容も併せて記述するとともに、「企業が基準改正にどのように対応すべきか」という点に関して、具体的にわかりやすく例示します。
基準等の動向に関心のある方、経理・財務部門など関連業務担当者必読の書です。
目次
第1章 こんなに変わる退職給付会計(退職給付会計とは 即時認識と遅延認識 ほか)
第2章 退職給付会計の基本(確定給付制度と確定拠出制度 退職給付会計の特徴 ほか)
第3章 退職給付会計改正のポイント(退職給付会計見直しの背景 改正内容と留意点 ほか)
第4章 日本基準とIFRSの相違点(日本基準とIAS19号の違い 退職給付に関する費用の処理 ほか)
第5章 会計基準変更の影響と今後の対応策(退職給付会計基準変更の意義 即時認識の影響―基準導入時の影響 ほか)