内容説明
この本は、心にまつわる24のお話を、3つのパートに分けて紹介していきます。
●パート1 人間関係がラクになる「心理学の教え」
●パート2 子育てがラクになる「心理学の教え」
●パート3 強い心をはぐくむ「心理学の教え」
ページを読み進めるうちに、あなたは自然に、さまざまな角度から、「信頼」について理解を深めることになるでしょう。
そうやって人を信頼し、人から信頼され、自分を信頼する心を身につけていくことで、自分と周囲がともに快適に生きられるようになる。それが、この本の狙いです。
目次
1 人間関係がラクになる「心理学の教え」(さまざまな価値観を認め、受け止める 違いをなくすのではなく共通部分を探す 本音には言っていいことと悪いことがある ほか)
2 子育てがラクになる「心理学の教え」(しつけすぎが自立を妨げる 社会のルールを実感できるように育てる 「勇気づけ」で自立をサポートする ほか)
3 強い心をはぐくむ「心理学の教え」(どんなときでも自分を非難しない 自分を受け入れるために「感情を観る」 自分の生き方のクセを見つめ、受け入れる ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぱんにゃー
22
『「ほめる」ほど子どもは自信をなくしていく』 びっくりです。→「「ほめられたい」人は他人の評価を気にして生きる」 、『ほめる』と『勇気づけ』は違う。/ これ一例、アドラー心理学を基にいろいろ説明してくれています。 ありがとうございます。(コ)2014/01/07
WATA
13
3つのパートのうち、子育てに関する部分に一番力が入っている。適した時期が自分に来たら、また読もう。2014/01/31
D21 レム
13
知っているのと知らないとでは人生も変わってくるアドラー心理学。思い込みや強迫観念によって、人はどれだけすれ違い続けてきたのだろうと実感する。ほめるのと「勇気づけ」の違いはよくわかった。「勇気づけ」はお互いの心に本当にしっくりとくる愛情が湧いてくるものだと思った。実例が豊富で、みごとにどれも経験があることばかりなので、今すぐから人間関係を改善できる心強い本だ。過去の分析、自信のなさにおおわれてしまわずに、目の前の現実に取り組もう!この一冊だけでは物足りないから、続きがもっと読みたい。2013/11/01
nana
4
人を責めない、自分を責めない、感情を観る 少しずつやってみようと思います。2014/01/13
農明(ノウミョウ)
3
人間関係を少しでもラクにしようと思い読みました。アドラー心理学に基づいてうまく付き合っていくための心配りがわかり実践してみたいと思うようになった。2019/06/16