広州夜話 - バーのカウンターから見た素顔の中国

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広州夜話 - バーのカウンターから見た素顔の中国

  • 著者名:加園旅人
  • 価格 ¥733(本体¥667)
  • 幻冬舎ルネッサンス(2013/08発売)
  • 2025→2026年!Kinoppy電子書籍・電子洋書全点ポイント30倍キャンペーン(~1/1)
  • ポイント 180pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784779009914
  • NDC分類:302.22

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内容説明

広州にある日本人向けカウンターバー「羊城(ヤンチャン)」。単身赴任中の筆者は毎夜バーを訪れ、そこで働く中国娘・李利と軽妙な会話を楽しむ。話題は、現在でもなお中国で愛されている漢詩の世界や、食文化、暮らしぶり、考え方など多岐にわたる。そこから見えてくるのは、ごく一般的な中国人たちの、健気で逞しく心豊かな姿だ。主人公は中国への理解を深めていくうちに、聡明で真直ぐな李利にも惹かれはじめ……。中国にまつわる薀蓄をストーリー仕立てで楽しく学べるオムニバス。

[内容一例]
◎広州の春は蚊の季節。孟浩然の有名な詩が現地では、
 「春眠不覚暁(春眠あかつきを覚えず)
 処処蚊子咬(あちこち蚊に食われる)」
 の替え歌で流布。
◎中国式食べ合わせでは、ほうれん草と豆腐を一緒にとると食あたりを起こす
◎餃子は別離のときに食べるもの、歓迎会では食べてはいけない
◎親指を立てるポーズは「大便をする」の意
◎「東洋」という言葉は日本の蔑称……ほか

目次

第1章 広州の娘たち
第2章 中国の心、日本の心
第3章 友だち、それとも
第4章 素顔の中国
第5章 広州の夜は更けて
第6章 羊城の李利

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

Akira

2
中国広州のとある日本料理店兼バーのでのはなし お店の女性と教養的なやりとりが続きます。 漢詩の替え歌など、非常に興味深い。 なにより、中国は非常に文化の深い国であることを思い出させる作品。こういう風に中国と人と話せたら素敵ですね。日本人は三国志ぐらい誰でも知っているのだから、話題はあるはずです。2014/06/09

Apoptosis

1
漢詩(漢文歌詞)が各話にちりばめられ、これもじっくり味わえればまた印象は深みを増すのだろうが、ある程度読みとばしても、現代中国社会事情を垣間見ることができて興味深い。2018/08/08

jg5xdv

1
中国語を勉強しているので、漢詩の話とか、興味を引く内容でした。酒飲みの中年が中国広州のバーで女の子と、中国の歴史や風俗についてたわいのない話をするというものですが、すーと読むことが出来ました。2013/11/16

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