中公文庫<br> ヴェアヴォルフ - オルデンベルク探偵事務所録

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中公文庫
ヴェアヴォルフ - オルデンベルク探偵事務所録

  • 著者名:九条菜月【著】
  • 価格 ¥712(本体¥648)
  • 中央公論新社(2013/09発売)
  • 2025→2026年!Kinoppy電子書籍・電子洋書全点ポイント30倍キャンペーン(~1/1)
  • ポイント 180pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784122058293

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内容説明

20世紀初頭、ベルリンに存在した人と人以外の存在を繋ぐ探偵事務所。長い任務から帰還した探偵ジークは、人狼の少年の世話と新しい依頼を押し付けられた。依頼の背後に見え隠れする人狼の影――巨大な陰謀は静かに幕をあけ、二人を陰惨な事件に巻き込んでいく。第2回C★NOVELS大賞特別賞受賞作に書き下ろし短篇「クリスの奮闘録」を収録。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

シュウ

7
ノベルズは読んでいたが、おまけが読みたくて立ち読み。クリス、勉強不足の部分があったかもしれないけど、誰かの為に自分の自由になる時間を割いて行うって、とっても偉いことだよ。めげずに頑張れ!2015/04/30

きょん

7
19世紀末ドイツを舞台に人と人狼、吸血鬼など入り混じる探偵事務所に持ち込まれる事件。結局人間性って人だから必ず備えているわけではないってことですね。キャラクターも結構魅力的なので、続きが出たら読んでみようかな。2013/09/12

_bookuma

6
☆4 表紙とあらすじに惹かれて購入しました。人間の中で、人間とその他の種族の依頼を受ける探偵事務所の物語。人間は人ではないものを恐れるけれど、結局は人のほうが惨いことをしている。その中で懸命に生きる人々や獣たちが印象的。シリーズとしてたくさん刊行されているようなので、文庫化したらまた読みたいと思います。2013/09/20

紅蓮

5
おまけの書下ろしが読みたくて文庫版も買っちゃった。かなり久しぶりで忘れてたところもあるんだけど、一番びっくりしたのは他の本と混同してた事かな・・・人狼と銀狼がかぶってたら混同しても仕方ないよね・・・(笑)子供人狼のエルくんが曲芸団からオルデンベルク探偵事務所に引き取られ、ってところからお話は始まるのですが、ゴブリンだのケルピーだのシルキーだの・・・そして銀狼ジーク!!あ、吸血鬼も出てくる、ってか探偵事務所の所長さんが吸血鬼なんですよね(b'3`*)そんな人族ではない人達・・・面白かったです。続きも読むかな2013/08/30

うにねこ

2
表紙が目にとまり、あらすじも面白そうだったので、読んでみました。時代設定も、好きでしたし、人狼、吸血鬼、歌う頭蓋骨など、登場人物が面白い。ストーリーも、ファンタジーぽいミステリーで、読みごたえもあったと思います。書き下ろし短編も、面白かったです。2013/08/31

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