出版社内容情報
桐村里紗[キリムラ リサ]
著・文・その他
内容説明
調査によれば、在日外国人の7割が「日本人の口臭にがっかりした経験」があるという。35歳以上の日本人の8割が歯周病とのデータもある。無臭社会日本、と言うが、本当にそうなのか。「自分は臭わない」「外国人に比べれば体臭は少ない」との思い込みは正しいのか?「加齢臭」「ミドル臭」「スメハラ」などの言葉が流行する昨今、「気にしすぎ」と一刀両断してよいのか。医師の視点でみると、口臭や体臭は、健康のバロメーター。体の「危機」を知らせるシグナルだ。表面的ではない、真のにおい対策は、根本的な健康増進につながるのである。本書では、予防医学を専門とする内科医が、そもそもにおいとは何かにはじまり、におい物質と嗅覚や脳の関係、また口臭や体臭の種類や原因となる疾病に対策について、わかりやすく解説する。
目次
はじめに―実は、臭い!?残念な日本人
第1章 「におい」を知る
第2章 「臭う」は、不健康
第3章 「口臭」の正体と、その対策
第4章 「体臭」をコントロールする
第5章 「香り」のデザイン―自分も周りも快くする
著者等紹介
桐村里紗[キリムラリサ]
1980年岡山県生まれ。2004年愛媛大学医学部医学科卒。内科医・認定産業医。治療よりも予防を重視し、最新の分子整合栄養医学や生命科学、常在細菌学、意識科学、物理学などをもとに、執筆、webメディア、講演活動などで、新しい時代のライフスタイルとヘルスケア情報を発信。監修した企業での健康プロジェクトは、第1回健康科学ビジネスベストセレクションズ受賞(健康科学ビジネス推進機構)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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