MF文庫J ひきこもりパンデモニウム

著者名：壱日千次

KADOKAWA（2013/11発売）

• ISBN：9784840152914
• NDC分類：913.6

内容説明

史上最強の退魔師・日高見久遠は、悪魔がやってこないせいでバカにされ、力を発揮するのは自宅警備のみ。兄の春太が妹を学校に行かせようと奮闘するなか、ついに念願の魔王軍が襲来。だが、久遠の力の前に魔王軍はあっさり降伏。しかも成り行きでサタンが地獄に帰れなくなり、退魔師と悪魔王の奇妙な同居が始まった――！？

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[水無月冬弥]

#ラノベ　バトルもあるけど、ほとんどエロ＆変態よりのコメディでしたね、しかし、テーマは家族ものという不可思議な展開なのに、綺麗に物語が終わるとは。台詞のかけあいがよかったですねえ。しかし、これで2巻続くのかな？　1巻で終わってもいい綺麗な話でした。

2013/08/24

[ダクヲス。]

面白かった！これはストーリーというよりキャラ同士の掛け合いを楽しむ作品ですね、義妹やサタンと主人公のドタバタの応酬に序盤から笑わせてもらいました。個人的にこの作品にシリアスはいらないと思うなー。主人公の過去や召喚士のくだりはちょっとやりすぎかなと、コメディ調の雰囲気が少しズレました。なにはともあれ作風自体はとても好みなので次巻も楽しみです。

2014/02/10

[ノリヤマダ]

「前作『社会死』の長所×日常魔王モノ」をＭＦ魔改造した異能系ホームラブコメ。前作の良い部分でもある、ギャグのテンポの良さ（変態ネタとノリツッコミ）、主人公が逆境で落ち込んでも大切なもの（今回は家族の絆）のために立ち上がる好青年、など作者のセンスがうまく継承されている。ヒロインと主人公が微妙に変態チックで、一番常識的なのが魔王なのも面白かった。伏線のばら撒きと回収もちまちまとあって、何度も読み返す面白さもあるし、終盤の魔王の正体と退魔士の家系の秘密で一気にシリアス化と伏線の回収も良かった。次も期待

2013/09/07

[シュエパイ]

絵で若干ミスリードされてた・・・！と、サタンの落ちにちょっと感動したり。それにしても、退魔士の初代党首、かなり酷い外道だなぁ(>_<)なにげにお兄さんがかなり引くレベルのダメな人だったあたり、同じ男子として共感を覚えなくもないですよ・・・！（コラ

2013/09/08

[ユウ@八戸]

異能力日常系ラノベの、最近よくある感じなのかなぁと思ってたらなかなかどうして。わりと好き。サタンはたぶんそうだろうなぁと思ってたけど。非日常系ではあるけど、ほっこりした家族もので素敵でした。

2014/02/14