講談社+α新書<br> 住んでみたドイツ 8勝2敗で日本の勝ち

個数:1
紙書籍版価格
¥921
  • 電子書籍
  • Reader
  • 特価
  • ポイントキャンペーン

講談社+α新書
住んでみたドイツ 8勝2敗で日本の勝ち

  • 著者名:川口マーン惠美【著】
  • 価格 ¥770(本体¥700)
  • 特価 ¥231(本体¥210)
  • 講談社(2014/09発売)
  • GWに本を読もう!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~5/6)
  • ポイント 60pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784062728140

ファイル: /

内容説明

この本を読むだけで、われわれ日本人が夢のような国に住んでいることがよくわかる――ドイツ在住30年、現地で結婚し、3人の子供を育てた著者の集大成、空前絶後の日独比較論!! 日本人が憧れるヨーロッパの文化、街並み、そして生活レベル…特にその勤勉性が日本人に近いとされるドイツに対しては不思議な愛憎感情を抱いている。では、実際のドイツ人の日常生活とは? あまりに不便すぎて日本人ならとても生きていけない…。

目次

まえがき──ドイツ人も驚く宅配便が走る国
第一章 日本の尖閣諸島、ドイツのアルザス地方
いざ、尖閣諸島へ
魚釣島で感じたワーグナーの世界
拍子抜けするほど美しい島で
突如現れた台湾船に向けて
中国の領土拡張の勢いにアジアは

第二章 日本のフクシマ、ドイツの脱原発
ドイツ人だけが放射能パニック?
新聞のマスク姿の日本人は誰か
原発で危険な作業はホームレス?
「すみません」と『菊と刀』
原発事故翌日にドイツでは
「日本がすべてを変えた」脱原発

第三章 休暇がストレスのドイツ人、有休を取らない日本人
有休の使い方が違う日本とドイツ
融通の利かぬドイツ人も休暇では
休暇を前提とした代行システムで
日本人がドイツ人のように休むと
休暇がストレスになる背景
短時間労働+高給でも不満な理由

第四章 ホームレスが岩波新書を読む日本、チャンスは二度だけのドイツ
大学進学のチャンスは二回だけ
数学も文章で答えるドイツ
ヨーロッパでの妥協点の見つけ方
日独で違う学生の就職事情
日本企業の面接は隠し芸大会か
ドイツと日本、就職活動の大違い

第五章 不便を愛するドイツ、サービス大国の日本
サービスが皆無のドイツ鉄道で
忘れることのできない車内放送
車内は六〇度──技術大国の大嘘
一〇分遅れがピッタリ定刻
日本の電車のレベルが高い理由
オンラインで買った切符の罠

終 章 EUのドイツはアジアの日本の反面教師
ユーロの登場で何が変わったか
あらゆるユーロ硬貨で人気最高は
ドイツ統一とユーロ導入の裏事情
ギリシャの絶望的な悪循環
ギリシャ通貨をイギリスで印刷?
なぜドイツだけが憎まれるのか
メルケル首相の三段論法とは

あとがき──自動販売機が並ぶ奇跡の国

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

徒花

409
タイトル詐欺。8勝2敗と書いてあるが、どこが8勝していてどこが2敗しているのか最後まで読んでもサッパリわからない。内容は日本とドイツを比べながら時には日本をべた褒めし、とには貶すいろいろ忙しい内容となっている。どちらがいいかは一概には言えないが、とりあえず日本にいるとなかなか実感できないドイツの日常生活の一端を著者の目線から垣間見ることができる点は本書の読む価値があるポイントといえるだろう。2016/05/19

再び読書

88
8勝2敗は?とつい言いたくなるが、海外在住の日本人から見た日本については興味深い。最後のTPPでの日本とEUでのドイツの譬えが、非常に興味深い。本当にそのあたりを政府や役人は理解しているのだろうか?教育に関しても中学以上は全く敵わないと思っていたのだが、逆に小学教育は日本が優れている事に驚いた。英語教育に関しては、全く同感で、これからの人たちは英語+αの言語能力が無ければ優位性を保てない世の中になりそうです。またドイツの鉄道事情には驚いた。日本人だと発狂しそうですね!震災の時にドイツ人が逃げた理由に納得2015/02/23

AKIKO-WILL

86
日本に居ると気づかないコトは、多々あります!他の国に住んだり、旅行に行くと感じる日本の便利さや過ごしやすさ!ドイツと日本を比べたら日本の方が住みやすいって語る著者!私も昔にオーストラリアに1年間住みましたが、日本の交通が本当に優れていると感じました。電車が時刻表通りに来るのが当たり前だと思っていたけど、違う国行くとそれは当たり前ではない、凄いコトだと!この本を読むと日本の良さを再確認出来ます!2015/09/27

ガクガク

78
今月の読書会テーマ本。30年以上ドイツ在住の著者が、住民の視点と自らの体験を通してドイツと日本を比べる比較文化論的考察。と言っても領土問題や脱原発・エネルギー政策以外は生活に身近なテーマが取り上げられている。休暇制度や休暇に対する考え方、教育制度など両国の違いは興味深いが、著者の筆が最も冴えるのは「ドイツ鉄道」を語る第五章。その「サービス皆無」の実態を実体験して見たい気もする。百聞は一見に如かずですからね。「EUのドイツはアジアの中の日本の反面教師」という説は、かなり説得力のある指摘であり、示唆だと思う。2014/02/20

Rubik's

77
★★★★☆ 日本最高2019/09/09

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/6946622
  • ご注意事項

最近チェックした商品