内容説明
リンゴは赤だと思うな。ものごとの逆を考えろ。
意見はまとめない。ハプニングをうまく笑いに変える。
固定観念を取っ払い、常識外れに考え、圧倒的な感動を生む40の思考法。
目次
1部 一瞬で100のアイデアを生み出すためのメンタル術(我思う、ゆえに我「疑う」!―徹底的に疑う態度がアイデアを生むための前提条件 「無知の知」で情報に貪欲になる―アイデアを生むにはできるだけたくさんの材料が必要 ほか)
2部 一瞬で100のアイデアを生み出すための思考術(否定弁証法で反対を考える―すでにあるものの反対を考えるとアイデアになる メタモルフォーゼ式「まったく違う見方・使い方」―違う見方・使い方がアイデアになる ほか)
3部 一瞬で1000人の心をつかむプレゼンの技術(「言語ゲーム」しながら話す―ひとりひとりの聴衆との対話が心をつかむ 聴衆を巻き込むアンガージュマン―「皆さんならどうですか?」という問いかけが聴衆を惹きつける ほか)
4部 一瞬で1000人の心をつかむプレゼンの内容(「つかみ」を成功させる志向性―冒頭でしっかり心をつかむ 流れのためのカテゴリー―きちんと整理された話はきちんと頭に入る ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
村越操
17
哲学をツールにしたアイデアを出すヒント集。やっぱり哲学好きです。「欲望とは自分にとって善いことを求めるという意味だ」「一番簡単で一番効果的なやり方は、すでにあるものの反対を考えること」「常識の反対を挙げる、役に立たないものを思い浮かべる、意味のないものを思い浮かべる、タブーに挑戦する、嘘を考える、すでにあるものとの違いを考える」「問題はアイデアの宝庫」「アイデアは身体が教えてくれる。だからまずは手を動かすのが、偉大なアイデアへの始めの一歩なのです」2014/03/02
しん
13
沢山のアイデアを出す方法20項目、人の心をつかむプレゼンの方法20項目が書かれている本。まあそうだろうと思うもの、なるほどと思えるもの、いろいろだった。哲学がこんなふうに役立つ学問だったということは、ちょっと意外でした。2013/11/10
マガリ
13
最近、哲学に興味が沸き、数冊読んでいる。「大成功」は、『いいアディアをうまく伝える』。哲学をスパイスとして、発想法とプレゼン技術を解説する。本は知識の宝庫、欲望は『善く生きる』、遊ぶことは型を破ること。とにかに楽しみ、アイディアは寝て待とう。プレゼンは小説のように物語。論理=シンプルさ。具体例を挙げれるか(理解度)。とにかく手を動かし、言葉や図で視覚化。キーワードは3つまで。終わりよければすべてよしかな?哲学書をもっと読みたくなった。★★★☆☆2013年8月刊行2013/10/21
ポメ子
5
哲学的な考え方が生活の場に役立つのがよく理解できた。プレゼンをする機会はないが、もし、そういう機会があれば再読したい。2022/02/01
taro335
4
哲学をツールとして活用しようとする試みは大好きだが、各項目にさくページ・文章が少なすぎて肝心の内容が伝わってこないのが残念…。2013/09/03