電撃文庫<br> 花×華(8)

個数:1
紙書籍版価格
¥693
  • 電子書籍
  • Reader

電撃文庫
花×華(8)

  • ISBN:9784048919029

ファイル: /

内容説明

新年を迎え、それぞれの目指すものを考えながらも最後の撮影を始めた映像研。その撮影で華さまも花も、アドリブで夕への想いを綴り、いつしかアピール合戦に発展……。そんな中、葉奈子の登場により、花の周辺がにわかに忙しくなっていく。舞台鑑賞と打ち合わせのため東京にやってきた夕たちは、三人で過ごす最後の夜を迎えるのだった。 そして夕は、どちらの“はな”に答えを出すのか──。花×華シリーズ、完結!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

とら

25
完結。最終的な落としどころも何やら何まで完璧であった。二人とも本当に甲乙なんて付けられる訳が無いのだけど強いて言うなら…って方が選ばれたし満足。全八巻ってのも丁度良かったと思う。このキャラ達の”これから”が気になりはするが、おそらく書こうと思えば書けるのだと思うが、でもこれで良いとも思う。とにかくこのシリーズ、そこまで有名ではないけれど、涼香さんのイラストとの相乗効果も相まって、大分好きなシリーズとなったのは間違い無い。ハーレム系っぽいけど、何か少し違う…そんな感じなのだった。お疲れ様でした!楽しかった!2015/10/23

ぶなぶな

11
お、終わった…圧倒的虚無感、でも心地良い読後感に今浸っている。本当に素晴らしかった。「ハーレムでした」とか「○○を選びました」とか単純に要約できてしまう結末なんかじゃなくて。3人のことを考えた時にすっと納得できて、誰かが悲しみ続けるものではなく良い終わりだったと思う。神様がくれたような最高の1年間を胸に、彼等の人生はこれからも、全力で輝き続けるに違いない。「──なんの引け目も負い目もなく、一点の曇りもなく向き合えるように──」そんな夕と華と花のことが愛しくてたまらない。この恋愛物語は自分の中で傑作。2017/05/14

Mu@芒羊會

11
最終巻。よくぞこの現実ではとてもあり得ないフェアで真摯な三角関係物語を描ききったと拍手を送りたい。もうね、ここまで二人のヒロインが対等に描かれる物語はちょっと記憶にないなあ。最終巻も半分ぐらいまで、どうすんのこれ?ほんとに選べるの?と疑っていた。最後に夕のした選択は自分の中ではある程度納得のいく答えだった。その選択は夕の弱さを前提にしていて、それは自分の中にもあるものだから。たぶん自分なら同じ選択をしたと思うから。ラスト、三人のこれからがまだ続いていく予感が嬉しい。最後まで素敵な想いの物語をありがとう。2014/02/13

ユウ@八戸

11
この作品らしい、素敵な終わりで。やっぱ華さまかー。華さま派だけど、答えが出ると複雑になっちゃいますね。ふたりともいい子すぎるんだもん。作者さんが言ってるように、答えが出たのは勿論よかったんだけど。……で、ゲームでもアニメでもいいんだけど、映像化はなしですか?2013/08/15

コリ

11
花と華を巡る"だぶはな"ラブコメ、とうとう完結。どっちの"はな"も本当に可愛く魅力的で、どちらかを選び片方を振らなくてはならないのは読んでてやはり辛いものがあった。それでも悩み抜いてしっかり答えを出した夕に拍手。うやむやにせず、しっかり自分の意思を吐露したシーンはグッときた。これで終わりなのが本当に惜しいと思えるほど良質なラブコメと青春物語だった。全8巻なのでわりと手は出しやすい方かと。興味のある方は是非!イラストも可愛いのでオススメ(笑)…それにしても今回のピンナップ、ちょっと狙いすぎでしょう!(笑)2013/08/11

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/7129269
  • ご注意事項
 

同じシリーズの商品一覧

該当件数8件 全てにチェックを入れる/全てにチェックをはずす