朝日新聞出版 プロ野球、心をつかむ！監督術

著者名：永谷脩【著】

朝日新聞出版（2013/10発売）

• ISBN：9784022735171

内容説明

組織の強弱を決めるのは、トップリーダーの運営力！ プロ野球の名将は、いかにして選手の心をつかみ、チームを奮い立たせたか!?　熱血派、非情派、ヒラメキ派、知性派──歴代監督の系譜のなかに人心掌握術の秘密を探る。名将と愚将は、何が違う!?

目次

「誰も歩いたことのない道を一緒に歩いてほしい」―示された詳細なデータ
１　監督誕生の秘密
２　監督の系譜
３　闘将１５人の言葉
４　戦術に人あり
５　野球から時代が見える
松井秀喜が監督になる日―不可欠なコーチ経験は、日米どちらで？
各年度日本シリーズ記録
全監督通算成績（１９３６～２０１２年まで）

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[佐島楓]

野球はあまり詳しくありませんが、監督によってチームのカラーが決まっていくこと、戦後のプロ野球史、人心掌握術など、それまで持ちえなかった知識が得られた。

2015/11/22

[ぺぱごじら]

交通機関を使ってちょっとした移動時間があるが、駅弁食べるほどでもない時についつい買うのが新書で、ついつい選んでしまうのが『やきう本』(笑)。普段それほど懸命にプロ野球や高校野球を追っかけるわけでもないんだけど、なんか好きなんだな自分。監督業というのは、サッカーのように手順踏むか、メジャーのように『それ(選手時代)はそれ、これ(監督業)はこれ』と1Aから始めるのがいいとは思うのだが、やはり名選手がすぐ監督になるとわくわくする。自分は野村・落合のような監督が好き(笑)。2015-20

2015/02/17

[おくりゆう]

プロ野球の源流と称される５大監督からプロ野球史を彩った監督たちを振り返った本で、歴史から、監督の個性が明らかになる言葉の特集、采配のタイプ分類と果ては社会、時代性と求められる監督像の考察まで、多種ある監督論の本の中でも個人的にはその視点とまとめ方は好みの一冊でした。今年のオフには何人の新監督が生まれるのか…そして彼らはどんな監督の血をひき（影響を受け）、または新しい監督像を見せてくれるのか楽しみです。

2013/08/16

[tak]

ポッドキャストで聞くようになったラジオのスペシャルコメンテーター。なかなかの話を聞けたけど、はじめて、著書を読んだ。愛情いっぱいのコメント、人柄溢れて、大いに好感。ひたすら、あのやろうコノヤロウって、ネガティブキャンペーンかと思う、何処かの著名なスポーツライター達は、見習って欲しいよ。

2014/05/19

[としさん]

監督の系譜と遺伝子みたいな分類をされいて面白かった。現役の監督の話もあり、あっという間に読んでしまいました。スポーツ物は好きなせいかスイスイ読んでしまいます。今年のプロ野を見るのが楽しみになりました。

2014/01/05