内容説明
携帯電話もインターネットも、まだ普及していない時代。『ファミコン通信』(現:週刊ファミ通)は、いかにして作られていたのか? 平成元年にアルバイトとして『ファミコン通信』で働き始めた筆者の目線で、雑誌の制作過程や編集部内の出来事が淡々と語られています。筆者の成長を軸に、当時の出版界およびゲーム業界の内情を切り取るドキュメンタリー風読み物です。
さらに電子書籍版ならではのお楽しみ要素として、特別に書き下ろした“電子書籍版あとがき”も収録しています。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
スプリント
9
1989年のゲーム業界がわかります。当時のファミ通編集部の面々が登場します。さらに雑誌の製作工程を知ることができます。懐かしさとともに楽しめました。ファミ通分裂事件を扱った書籍はありませんかね・・・東府屋ファミ坊、水野てんちょの消息を知りたいです。2015/01/17
まつだ
6
あのころのファミ通の中、やっぱり大人が仕事をしていたんだということを今になって知る一冊。あのころをかみしめるように書かれた文章には、あこがれを感じてやまなかった。2013/12/15
胡瑯
4
ファミコン全盛期だった頃のファミ通編集部の話。当時の記事の作り方がわかり興味深かった。楽しんで作っていたのが伝わってきました。2015/02/02
枯れる蓮
2
おとはすがオススメしてたので読んでみたらめちゃくちゃ良かったので皆も早く読んで2018/03/15
ともひろかただ
2
ファミ通.comに連載されたコラムをまとめた本。筆者がアルバイトとして『ファミコン通信』編集部に入った頃のことを、具体的な人名などを交えつつ描く。仕事のやり方な戸が詳細に書かれていて興味深い。「すべての記事はおもしろくなくてはならない」! けだし名言ではないでしょうか。ファミ通読者ならおもしろく読めますが、もう少し社会の情勢や事件などを交えて、80年代エッセイにしちゃえば、ファミ通読者じゃない人にとっても面白い本になったのではないかとも思います。2016/07/03
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