内容説明
みなさんは最期のときを、子ども任せにしたいですか?
最期のときを迎えたいのは家? 病院?
延命治療は?
口からものが食べられなくなったらどうしたい?
高齢で不治の病にかかったら、最期まで治療を受けたいですか?
それとも痛みをとって、家族と静かに最期のときを迎えたい?
いくら子どもでも、あなたの希望が100%わかるわけではありません。
どこで最期を迎えるか。
どんな医療を受けたいか。
どんな最期を迎えたいか。
これは元気なうちにみなさんが決め、子どもに伝えたい問題です。
本書は希望通りの最期を迎えるために、親であるみなさん自身にこそしてほしい、死の準備の本です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mafuu
13
まだ先だと思っていても、いつ来るとは分らない死。今は両親も健在で、順番でいくなら病院などで判断する方が先なのだろう、と思って読んだ。病気別の説明や昔と違って心肺停止の時は人工呼吸を挟むより心臓マッサージを続ける方が蘇生確率が上がる、など知らなかった事も知れて良かった。「その時」自分も家族も困らないように、最後の治療等の時の事は家族や兄弟とも少しは話して、自分の時の考えも伝えておこうと思った。2018/04/12
fumikaze
9
「子供に迷惑かけたくなければ…」とあるが、子供がいない人にも役立つ。「どのように死んでいきたいか」ということは私達一人一人が考えるべきこと。その際、むしろ迷惑云々は考える必要は無いと思う。末期の時くらいは遠慮せず自分の中の望むことを伝えて良い。いや、伝えて、周囲に協力してもらうべき。そうすることで、周囲も後悔する事が減ると思う。2018/03/12
hisakodosu
3
病気別に書かれていてわかりやすい。自分はどうしたいかの意思表示が出来る時はいいけど、徐々に忍び寄る衰えにはやはり文章に残す必要あり。2014/03/03
ひろただでござる
0
“子どもに迷惑”というより“子どもに後悔”させないよう、この世とおさらばしたい。2014/06/22
かんな
0
「早く死んでくれないかなあ」と、思われたくないですから。2013/08/24
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