「反日プロパガンダ」の読み解き方 - 歪められた歴史認識を正すために

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「反日プロパガンダ」の読み解き方 - 歪められた歴史認識を正すために

  • 著者名:川上和久
  • 価格 ¥1,699(本体¥1,545)
  • PHP研究所(2014/10発売)
  • 夏休みの締めくくり!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~8/24)
  • ポイント 450pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784569812793

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内容説明

主権国家は当然、それぞれの主張を持っています。「反日」も、それぞれの国家の政治的思惑で、歴史的な事実であるかどうかは捨象しても、「つくられた事実」をもって政治目的のために使われることはあるでしょう。しかし、それぞれの主権国家の思惑でそういった「反日プロパガンダ」が跳梁跋扈するのを煽り立てる国内メディアもあり、その根底には、戦前・戦後の断絶のなかで刷り込まれた根強い「自虐史観」「反日史観」があります。本書では、そういった「反日プロパガンダ」が近現代史のなかでどのように行なわれてきたのか、そして主権国家が伸張していくなかで必然的に起きた「反日プロパガンダ」を過去どのように克服してきたのか、あるいは克服できないまま現在にまで引きずっているか――を読み解いたうえで、私たち日本国民がどう対峙していったらいいかについても、ぜひ考えていきたいと思います。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ぽん教授(非実在系)

2
よくある右系の本……と思われるようなタイトルであるが、著者が東大の院を出た社会心理学の教授であり、言っていることの信ぴょう性や学術的解説が豊富であるため内容的には穏当。 そのようなすぐれた内容であるだけに、タイトルを見てキワモノだと思って買わない人も多いのではないか?と思うと実にもったいない。2013/10/10

しろくまZ

1
著者は政治心理学・メディア論研究をしている大学教授。遡ればカエサルの時代からプロパガンダは存在し、それ以降もフランス革命、アメリカ独立戦争、南北戦争、米西戦争、WWⅠ、WWⅡ、ユーゴ紛争、湾岸戦争と数えればきりがない。時代、地域に関わらず、戦争・争いとプロパガンダは常に一体であったという事。日本に関しては、日露戦争後以降は一人負け状態が継続中。著者の言う通り、プロパガンダ戦は永久に無くならないだろうし、平時におけるプロパガンダ戦に完敗してしまうと、武力による戦闘の前に亡国の憂き目に遭うのは想像に難くない。2015/01/27

RyoShun

0
レシーテリヌイ捕獲事件:中立国の芝罘港に遁走したロシア駆逐艦レシーテリヌイ(240トン)を、翌日に日本海軍が同港へ進入して拿捕・曳航した事件2016/02/17

まゆまゆ

0
戦後植え付けられた自虐史観、侵略戦争説は本当に正しかったのか。戦時中、外国が放つプロパガンダに自国のマスコミが乗っかり、世論が形成されていった過程を詳しく分析している。反日の声はなくなることはないことを前提として、真実を知ろうとする事が大切である、と。2013/09/18

Fumi Kawahara

0
結局は中国のあの反日言論は、戦勝国側のプロパガンダがほったらかされて回収されていないってとこにあるんだな~、と。中国人のさも賢そうな顔と調子のいい甘言にのり、なぁに、もう4年も日本は中国とやりあってんだから、すぐにカタがつくさ♪と侮って首を絞めにかかったのが運の尽き。哀れ、日本との戦争に勝ちて極東の災厄を背負い込むハメに。現在、米国バブル崩壊から欧州金融危機、戦前と似た状況で、かつての日本の様に中国と敵対的立場で向き合う米国w さて、日本をぶっ叩いて作ってしまったツケの支払い時期がやってまいりましたとさw2013/08/20

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