内容説明
植物は動物と違って、自分で動くことも声を出すこともできない。そうした植物が地球上で生き残ってきたのは、さまざまな戦略や知恵、妙技を駆使してきたからだ。植物は、とても賢く、たくましい。本書では、そうした植物の巧妙な生き方を紹介する。
目次
第1部 植物の「戦略」(ライマメ―襲った相手の天敵を呼び寄せて自分を守り、仲間まで助ける トウモロコシ―敵の“年齢”を読んだうえで、敵の天敵を利用するか判断 アカシア/アリ植物―アリをボディーガードとして雇う ほか)
第2部 植物の「知恵」(マムシグサ1―受粉のために罠を仕掛けてハエを閉じこめる マムシグサ2―性転換するのには理由がある ツユクサ―自分の花粉で受粉し確実に子孫を残す ほか)
第3部 植物の「妙技」(ザゼンソウ―植物の中にも自ら発熱するものがある フクジュソウ―花びらで太陽の光を集めて花を温める ロゼット植物―地面にへばりついて冬の寒さをしのぐ ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
こも 旧柏バカ一代
28
各植物の特徴が書いてあってなかなかに読み応えがあった。 覚えるのは少し時間が掛かりそう。2020/04/27
Koji
2
新しい分野に顔を突っ込むのも良いかなと思って読んでみました。2014/09/06
ぷくらむくら
0
動けないからこそ強いと言えるかもしれない。寄せ集め感が強いけれども、改めて植物の世界に思いを馳せることができました。2014/01/29
りらこ
0
最近何冊か植物の不思議な生態についての本を読んで、どれも面白かったので本書も読んでみたんだけど。なんだろうな、中途半端っていうか。途中、らしい、とか曖昧な表現が多いし、ミゾソバがミズソバになってたり。・・・イマイチだったかも(ーー;)2013/08/13
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