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内容説明
流通ジャーナリストとして活躍していた金子哲雄氏。その妻で編集者の金子稚子氏が、死の準備とエンディングノート、夫妻の「引き継ぎ」について語る。金子哲雄氏が、死の準備に積極的に取り組んだことはすでに知られている。葬儀に限らず、生前にさまざまなことを稚子氏に頼んでいる。しかし、エンディングノートは残していない。なぜなら、時間をかけて、妻・稚子氏に十分な引き継ぎをしていたからだ。結果的に稚子氏は、その引き継ぎによって、残された者たちが「悲しみすぎない」生活を送れることを実感する。大切な人を亡くした、厳しい悲しみは決して癒されるものでも、乗り越えるものでもないのかもしれない。しかしこの時、大きな支えになるのが引き継ぎではないか、と考えた。悲しみは悲しみとして抱えたままでも、それはそれとして次に進むために。残す人も残される人も参考にしたい、生と死を冷静に見つめる一冊。
目次
第1章 金子哲雄の死の準備(金子哲雄は、なぜ死の準備に積極的に取り組めたか 連続した「今」の延長線上で、死を迎える ほか)<br/>第2章 引き継げる関係をつくっておく(引き継ぐ時には、もう「あの世サイド」にいる 最初の期待値は低いほうがいい ほか)<br/>第3章 「引き継ぎ」から生まれること(人間関係は死後も継続される 生と死の境は線一本 ほか)<br/>第4章 「死」とは何か?(医療のせいにしすぎない 「死の受容」という言葉に違和感 ほか)<br/>第5章 「引き継ぎ」のすすめ(エンディングノートはいらない 引き継ぎに必要なもの ほか)
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