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内容説明
競争社会で思うように力を発揮できない人は、成功に至るまでに時間を必要とし、日常生活においてもスロースタートな体質であることが多い。漢方の世界ではこれを「虚証」といい、逆に早期から活発に能力を発揮できる体質を「実証」という。現代社会では全力で働くことを是とする実証型の構造となっていることから、虚証体質の人は学校や会社でマイナス評価にさらされがち。そこで自分の体質を知り、適切な選択ができれば人生が大きく変えられる。漢方の見地から、中高年からでも才能の開花と生活の質を高めることが可能な生き方を漢方の名医が伝授。【目次】はじめに/第一章 人生後半にこそ、花を咲かせる方法がある/第二章 「後半追い上げ」型の人生はこうしてつくる/第三章 あの有名人はなぜ遅咲きなのか?/第四章 自分の“生き型”をつくれる人がうまくいく/第五章 人生後半を楽に過ごすための養生術/第六章 歳をとっても楽しめる人生設計/おわりに
目次
はじめに
第一章 人生後半にこそ、花を咲かせる方法がある
第二章 「後半追い上げ」型の人生はこうしてつくる
第三章 あの有名人はなぜ遅咲きなのか?
第四章 自分の“生き型”をつくれる人がうまくいく
第五章 人生後半を楽に過ごすための養生術
第六章 歳をとっても楽しめる人生設計
おわりに
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
はるわか
22
実証、虚証という体質の違いによって、人生の後半に花を開かせるための生き方も異なってくる。持粘力のある虚証は大きな可能性を秘めている。虚証タイプはよき参謀向きでありよきトップにはなり得ない。人生の後半に花を開かせたファーブル、貝原益軒、葛飾北斎、コペルニクス。学者タイプに多い虚証タイプの大器晩成型-ダーウィン、伊能忠敬、杉田玄白。実証からギアチェンジして成功した渡辺謙、イーストウッド。隙間を狙うと宝の鉱脈にあたる。虚証タイプが隙間を狙うには何よりも完璧を求めない。情報を蓄積するには最低3つの趣味を持つ。2016/08/23
ユズル
11
読書ノート用、再読。処分👋2023/05/09
鵞鳥
2
まるで占いの本のような雰囲気でした。2017/10/09
biwakomarry
1
漢方の話は無く、実証、虚証、中庸の考え方のみ。 結局、無理しないようにしましょう、ということかな。2024/02/05
RC
1
この本がかかれて8年たっても実証タイプが優位な社会構造は変わってないように思える。テレワークが一気に広まってニューノーマルを模索する中で評価の尺度が柔軟になるとよいなぁ。個人としても自分の体質を見極めて、長い目でみて生き方を選んでいく必要がある。2021/09/03