内容説明
インフレを人為的に起こし、デフレ脱却を図るアベノミクスは、一見成功しているように映る。しかし必ず大きなゆり戻しが来る! その先に待っているのは超格差社会だ。米国サブプライム危機や欧州債務危機を予見したカリスマエコノミストの警告!
目次
第1章 断末魔のアベノミクス
第2章 本当は怖いインフレ
第3章 デフレでいいじゃん!
第4章 リフレ派はなぜ嘘ばかりつくのか?
第5章 やっぱりアメリカと組むしかない
第6章 戦略さえ持てば日本は成長できる
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
晩助バンスケ
1
10年前に出版された本だが、予言本かと思われるほど2023の現在に言い当ており感動すらした、物価高、目標のインフレ率は達成したが、一部大企業の給与しか上がらず、国民は苦しいのに日銀は緩和継続、経常赤字が頻発して増税論まで論議されている。前半は本当にすごく当たっていたが、後半のシェールガスや、防衛戦略あたりから思い込みの論説が多くなって面白くなくなった。この10年の間に8年間共和党政権になり、中国が台頭し米中経済摩擦の付き合わされることは想像できなかったろう。2023/06/22
hatagi59
1
物価の上昇以上に給料が上がらなければ、景気が良いとは言えない。まぁ、確かにそうだよね。 今のところ、物価が上がっている感じはあるけど、全体的に給料が上がっているという話はあまり聞かないな。 資産(株、優良不動産)持ちは、物価上昇以上のメリットはあったと思うけどね。 第三の矢がどうなるか。そこだろうな~。2015/01/30
Hiroo Shimoda
0
アベノミクスのリスクは危険、デフレ容認し地道な成長戦略で成長すべし、との論旨。それはそうだが上手くいかないからこその劇薬であり、外野の意見といった印象。2015/09/22
du
0
(内容)インフレは金融資産をもつ資産家には有利だが、賃金が上がらないインフレは大多数の人たちには不利な現象であると言う。資源高と同時に起こるインフレや円安は一般人の暮らしを苦しめる。そして年々悪化している貿易収支、今後経常収益が赤字となると国債暴落となると言う。対策としては過度の円安を抑制し、インフレを起こさず、アメリカの言うことを良く聞いて資源を安く手に入れよう(シェールガス革命)、その間成長戦略をしっかり立てよう。2014/07/25
一数学教師
0
前半のインフレ政策批判は良いとして、後半のアメリカのシェール革命礼賛にはかなり違和感。 2013年頃、出版された本のようだが、古さが目立った。2022/11/19
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