内容説明
人見知りの魔術探偵・遊形花菱とともに、三代目の行方を追うことにした晃路。だが停学明けの朝、寝起きの視界に入ってきたのは見知らぬ部屋と自分を無言でみつめる妹・まつるの顔だった!? 「今日から兄様も、ここで暮らすことになりますので」 「なんでッ!?」 まつるの兄欠乏症とやらを癒すため、延々つきあわされる晃路。そんな矢先、図書委員の一人が魔導書「万物の書」と姿を消す事件が発生し、調査していた魔窟ギルドのリーダー・犬神群真までが音信不通となる。晃路は花菱とともに調査を開始するが、それは学園の存亡に関わる事件の始まりに過ぎなかった! 学園魔術アクション第二弾登場! ※電子版は文庫版と一部異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
藤崎
5
人見知り探偵とインディージョーンズ系スキル過多な主人公が挑む学園冒険アクション第2弾。前半はSMハイブリッドブラコンのターンでラブ多め、後半はシリアスに探偵活劇と、そんな構成で。そして相変わらず相手を絶叫ツッコミさせることに命でも賭けているかのような会話の流れが面白い。ストーリー展開はふわふわしてましたが、個人的には会話劇だけで十分楽しめました。次回も期待です2013/07/15
Dobject
4
楽しいのだけれど期待していた方向性と違うのが残念。前巻では主人公晃路がインディ・ジョーンズが如く遺跡探索をしていたのだが、今巻ではヒロインである遊形花菱の魔術探偵業務の助手として活躍していた。その為か折角落ちてくる遺跡というオリジナル設定が影を潜め、普通の探偵×バトルモノになってしまっている。全5巻で完結しそうな雰囲気があるが、妹の掛け合いや妹と花菱の掛け合いや花菱弄りは面白いので、キャラ萌えとしては買って損はない。不快な女性キャラが居ないというだけで買う動機にはなる(暴力系ヒロイン反対運動)。2013/07/17
八岐
4
コーロと花菱の掛け合い、楽しすぎる!2013/07/16
タカユキ
3
アクション映画的に徐々に大事件に発展しつつ、所々にミステリ要素があって最後にどんでん返しの真犯人有りで、最後まで楽しませていただきました。 2013/11/17
光一(ライト)
3
ストーリーもしっかりしいて読みやすく面白かったです。デレシーンも可愛かった。次巻にも期待です。2013/08/03
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