朱子学

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朱子学

  • 著者名:木下鉄矢【著】
  • 価格 ¥1,595(本体¥1,450)
  • 講談社(2013/08発売)
  • ポイント 14pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784062585583

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内容説明

中国、朝鮮そして日本においても支配的な思想だった朱子学。「性即理説」「理気二元論」などのキーワードは語られますが、その哲学的な核心を、平易に解説することは、十分になされてきませんでした。本書は、前提となる専門知識なしでわかるように、「学とは」「性とは」「理とは」……と、基本的なところから、朱子学という学問の核心に読者を誘います。(講談社選書メチエ)

目次

第1章 「学」について
第2章 「性」について
第3章 「理」について
第4章 「理」について(続き)
第5章 「心」について
第6章 「善」について

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

isao_key

4
学、性、理、心、善について解き明かし、朱子学の本質に迫ろうとする本。朱子学の基底をなすテーマは「人の性はみな善である」。この事実に気づき理解することが必要。ではその善とは何か。『孟子』公孫丑上篇「四端」引用して、人には生得的に他社のいのちが危難にさらされているのを見ると、とっさに、自然に怵惕し惻隠するという心理機構があると述べ、この心の感応作用を現す心理機構が「仁」であり「性」であると朱熹は注解しているという。他者のいのちを救う「化育」の働きを人は「性」として受け継いでおり、これこそが「性は善」だとある。2014/11/03

エヌ氏の部屋でノックの音が・・・

0
図書館にて借る2015/08/30

飛燕

0
朱子の思想は終始一貫していたわけではないからむりに読んではいけないとか、「格物」の「物」は「モノ」ではなく「事コト」と読むべきなのに多くの学者が誤解している、とか。2013/12/31

hika

0
「漢語」なる思考フォーマットの堅牢さと相対化からみえる「学」の奥深さ2013/12/17

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