単行本 ハーバード式「超」効率仕事術

著者名：ロバート・Ｃ・ポーゼン【著】/関美和【訳】

早川書房（2015/05発売）

• ISBN：9784152093882

内容説明

世界的資産運用会社の元会長にして ハーバード・ビジネススクールの上級講師を務める プロフェッショナルが、成功の秘訣を全紹介！


・職場にいる時間で生産性を測るな
・役に立たない会議は欠席しろ
・流行りのビジネス用語を使うな
・毎晩寝る前に、翌日着る服を準備しろ


「超」プロフェッショナル、ロバート・Ｃ・ポーゼンは、
(1) ハーバード・ビジネススクールで教鞭をとりつつ、
(2) 世界的な資産運用会社MFSインベストメント・マネジメントの会長を務めて、同社のスキャンダル後の立て直しを成功させ、8年間で預かり資産を2倍に。さらに、
(3) 企業数社の取締役と慈善事業の理事を務めたほか、
(4) 5年で新聞や雑誌の記事およそ100本と3冊の本を執筆。
(5) 家族や友人たちとの時間もしっかりつくる。

どうしたらこれほど効率よく仕事ができるのか？

目標の立て方から、スケジュール帳の活用術、出張や会議の仕方、報告書執筆やスピーチの準備、さらには上司や部下との付き合いやキャリアプランニングまで、プロフェッショナルが「超」効率仕事術の秘訣を、具体的かつ実践的に紹介する。

目次

１　いちばん大切な三つの考え方（目標を設定し、優先順位をつける　結果に目を向ける　雑事に手間をかけない）
２　日々の生産性向上法（日課を守る　身軽に出張する　効率よく会議を行なう）
３　個人のスキル向上法（要領よく読む　読みやすく書く　伝わるように話す）
４　上司と部下をマネジメントする（部下をマネジメントする　上司をマネジメントする）
５　実りある人生を送る（一生を通してキャリアの選択肢を広げ続ける　変化を受け入れ、基本を守る　家庭と仕事を両立させる）

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[かっぺ（こと悩める母山羊）]

はい、タイトルに釣られました。割りとなんというかあんまり代わり映えがしない内容だったんだけど、実践できる人がちゃんと自分を管理できるんだということはわかりました。やるべきことを短期、中期、長期に並べて、優先順位をつける。ちょっとした重要度の低いことは後回しにしないですぐやるっていうのが大切。キツキツにスケジュールをいれると緊急の時に対応できなくなる。

2014/12/21

[FFFT]

本書の最初のほうにある三つが特に大事だと感じた。①目標を明確に表し優先順位をつける。②最終的な結果に目を向ける。③雑事に手間をかけない。　　自分が本当にやりたいことややるべきことは何か明確にし、それに注力することが大事だ。　　　あと、締め切りが迫ってこないと動く気になれないというのなら小さな締め切りを多く設定すればいいというのは自分にとっても有効だと思ったｗ。

2013/07/27

[朧月]

仕事術とあるが、かなり幅広い分野にわたって、著者であるボーゼン氏の日々の効率的な過ごし方について語られた本。 Part１は非常に読み応えがありました。著者の仕事術の柱となる原理原則が書いてあります。それらは、目新しさはないものの、その重要性と、どうすれば、その原則をたてて進んでいけるかが、分かりやすく書いてあったと思います。 その他の項目についても、ポイントを押さえて書いてあります。さらに各分野で興味があれば、別の本を読む助けにもなりそうです。

2013/11/23

[太鼓]

普段からビジネス書などを読まれている方にはわりとよくみる事柄ばかりだったと思います。だれが語っているかが重要だとしたら、彼の言葉には相応の力はありました。

2015/12/18

[芸術家くーまん８４３]

『ハーバード式「超」効率仕事術』ロバート・Ｃ・ポーゼン・著　早川書房彼らは、仕事の目的を見直すことをせず、現状のまま、効率化を図ろうとします。しかしながら、本当に稼ぐ人は、第４代松井証券社長の松井道夫さんおっしゃるところの「マイナスの決断」をするもの。つまり、目的と優先順位を定め、そこに貢献する活動だけに時間を配分する。そのために不必要なものはばっさりカットするのです。「戦略とは何をしないかを決めること」だそうですが、まさにそれができる人だけが、とんでもない成果を生むのです。そういう意味で、とんでもない成

2013/07/15