内容説明
零式戦闘機をめぐる男たちの、哀しくも心温まる物語。零戦の整備に半生を捧げた海軍上等兵曹森本要次を狂言回しとして、孤高の若き天才戦闘機乗り、敗戦を承知しつつも敵機に突っ込むベテランなど、戦地に散った、あるいは生き残った男たちの生き様を描く。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
本夜見
5
キセキは『奇跡』か それとも『軌跡』なのか。整備兵・森本の見送った戦闘機乗り達の壮絶な玉砕の記憶。最後がえらく中途半端に終わるのが納得いかないなぁ…2013/08/23
馨
4
整備兵の森本が出会った5名の海軍パイロットたちのお話。最初の木曽中尉が魅力的で、木曽中尉の話だけで終戦まで持っていってほしかったなぁと思った。文章に改行が多い上に言葉も優しいし流れに沿って話が進むのであっという間に読めます。大東亜戦争の知識があまりない人でもわかりやすい本だと思います。大和の沖縄特攻の話で中途半端に終わってしまってちょっと尻切れ感が残りました。2013/08/22
ゆっしーな
3
68回目の終戦記念日に、過ぎた時代と喪われた命を悼んで。誤植の多さと参考文献が記載されていない点が残念。2013/08/15
ひろたけ
2
戦争の恐ろしさ、むなしさ 零戦の戦い、読んでてやりきれなさだけが残った。2013/09/01
suica
1
歴史小説としては何度も読んだことありそうなストーリーだしフィクションとしてドラマチックな展開があるわけでもない平凡な本2016/05/02
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