出版社内容情報
法律相談における通訳、ADR制度の現状と課題を分析し将来を展望する。公益財団法人日弁連法務研究財団の「法と実務」Vol.14。今号を構成するのは、一つは、弁護士と研究者が共同して、外国人相談の現状を分析し、相談通訳資格認定制度を具体的に構想する報告書。もう一つは、ADR調査研究会が実施したADR利用者調査及びADRに関連する3つのインタ-ネット調査の結果を分析した報告書。
日弁連法務研究財団[ニチベンレンホウムケンキュウザイダン]
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目次
外国人法律相談における通訳人の認定制度に関する研究報告書 追記版(相談通訳の専門性と必要性;相談通訳認定制度に向けて;資料)
利用者からみたADRの現状と課題(太田勝造・垣内秀介編・ADR調査研究会著)(「裁判外紛争解決手続の実証的研究」について;ADR手続の認知と利用への経緯;真実と対話に対する当事者の期待―和解の成否と手続の評価に対する影響;当事者の弁護士利用と期日運営の概要―迅速な解決、情報源としての弁護士の重要性、そして別席調停;単位弁護士会系センターにおける手続利用者 ほか)