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内容説明
いま、社会で求められているのは、“問題発見型の人間(言われなくてもやる人間)”、つまり「考える力」のある人間です。 「考える」ということはどういうことか、思考力を増強するためには日ごろからどんな工夫をすればよいか? 「考えるプロ」である理論物理学者の著者が、長年、東京大学の教壇で実際に生徒たちと接することで培った、「考える力」を養うために必要な力――「問題を見つける力」「解く力」「諦めない人間力」の3つの力を鍛えるためのノウハウを伝授します。 本書を読めば、「考える力」は訓練次第で誰にでも身につけることができるのだと自信が持てるはず。発想力で差がつく時代だからこそ、考えることが苦手な学生、社会人は必読の一冊です。
目次
予講 「考える力」とは何か(「考える」能力は「頭の良さ」と同じではありません 「考える」という行為は、外部からは進み具合や成果が見えづらい ほか)
第1講 「問題を見つける力」を身につける!(まず、「問題を見つける力」を養おう 何気なく考えていることの中から、問題の種を見つけ出す ほか)
第2講 「解く力」を身につける!(創造的な問題を解く方法は、自ら編み出すしかない 複雑な問題を「類型化」して、まずシンプルにする ほか)
第3講 「諦めない人間力」を身につける!(諦めず最後まで考え続ける すぐに認められる成果を出そうとしない ほか)
第4講 考えることは、創造すること(マニュアルの時代から創造する時代へ マニュアル力のかなたの創造力 ほか)
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- 評価
Piichanの本棚
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
井月 奎(いづき けい)
43
著者はマニュアルを否定しません。既存のことは基礎として機能するので、そこから考え抜き新しいステージにたどり着こうと言っています。理想を言えば若いうちに基礎的なマニュアル知識を豊富に勉強するべきなのでしょうが、年齢を重ねて日々に自由になる時間が少なくともあきらめてはいけません。このような良書が廉価で入手できるのですから。新しい、新鮮な、疑問に思ったことを考え抜き、つまずいたら基礎的な知識を得ればいいのです。私は思考的マグロとなりたいと思います。考えを止めた時、それは死ぬときなのです。そうありたいのです。2020/12/06
kiisuke
32
読友さんの書評に惹かれて読んでいる途中。これは!と思うページの角を折りながら読んでいたら殆どのページが角折に…。途中で感想を書こうと思ったのは、この本は一冊を大切にじっくりじっくり読んでちゃんと自分のものにしたいと思うからです。それにはきっと何年もかかってしまいそう(笑)いつも側に置いてページを開き、その度にアドバイスをもらえる一冊だと思います。今の自分に特に響いた言葉は「トライ・アンド・エラー」は100回繰り返すべきだというところ。エラーばかりで先に進んでいるのか自信のなかった私に光が差しました☆2015/08/24
しの
29
Youtube要約を視聴。 ①自ら考え、創造する力がとても重要だ。 →常日頃から問題の種を見つけること。 →思考がいちばんきたえられるのは、何か分からないか分からない。 ②解決策としての情報収集 →重要なこと、答えを探さないこと。 →理解した情報は捨てる。 →情報は理解するまで読み込む。 ③解く力 問題設定.資格に合格する 類型化.過去問の情報分析 要素化.予想する 解決.個別に解決する ④諦めない人間力 とにかく問題解決をやり抜くこと2020/09/16
さきん
29
自分で主体的に考えて行動するというのがいかに難しいか。本書は考え方の鍛え方を具体的に紹介している。特に論文に取り組む学生及び指導教官には、大いに参考になる。2017/02/20
Piichan
23
文章が読みやすかったです。この本に書かれていることは研究開発だけでなく日常生活にも役立つと思いました。2016/08/09
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