内容説明
ヨーロッパ周遊に鉄道網をフル活用! 煩わしい手続きなどなく、都市の中心部から中心部へ。混雑する空港で長蛇の列に並ぶことも、都心部の交通渋滞のストレスもなし。その土地ならではの車窓の風景を楽しみながら、快適な旅はいかが。仕組みは一見複雑、でも使いこなせればこれほど便利で賢く魅力的な方法もない。さあ体当たり鉄道旅の結末は?
目次
第1章 フランス~モナコ~イタリア(空港からではない旅の始まり 一人旅から二人旅へ おフランスな洗礼 時刻表には要注意 大聖堂と中国人とピザ)
第2章 スイス~リヒテンシュタイン~ドイツ(クール・イズ・クール! 物価高に負けるべからず 故郷の味が恋しくて 世界遺産は見ておくのだ)
第3章 オランダ~ベルギー(アムステルダムで想う津軽海峡 オランダ版サバサンド現る! 旅は谷あり谷あり 可愛らしい街が好き)
第4章 イギリス~アイルランド(初めて海を越える日 キング・オブ・都会へ ノマドは旅先で一喜一憂する 我慢強い人たちと パブに始まり、パブに終わる)
あとがき ヨーロッパ鉄道旅ってクセになる!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mr.lupin
38
第1章 フランス~モナコ~イタリア 第2章 スイス~リヒテンシュタイン~ドイツ 第3章 オランダ~ベルギー 第4章 イギリス~アイルランドと、著書が鉄道を使ってヨーロッパの10ヵ国を巡る旅行記。あとがきにもあったが、鉄道そのものの歴史や、車両の詳細な解説等はほとんど無く、訪れた国々の様子が旅行記らしく、楽しむ事ができた。やっぱり世界は広いし、旅行記は時々手に取りたくなるジャンルの本だなー。 ⭐⭐⭐⭐★2023/08/01
林 一歩
29
時間の制約がないのであれば、旅は鉄道で巡るのが好い。そんな意味で、とても羨ましい旅行記である。2014/09/12
おとん707
12
本書を作者と同じようにヨーロッパ鉄道旅行中に読んだ。本の中で起きていることと似たようなことが私の身の回りでもリアルタイムで起きるので「あるある」的に面白く読んだ。ただ、この本は旅のガイドブックなのか紀行文なのか旅の随想なのか、どの視点で見てもやや中途半端。ガイドブック的には情報はすぐ古くなるし、紀行文としてはせわしなくて、旅の随想としては深く思考に入ることもない。その辺が沢木耕太郎の深夜特急 などに比べると物足りない。体験したことはほんの一部のはず。それを持ってその国民性を語ったりするのは早計か。2024/06/25
Radwynn
10
欧州主要10ヶ国、ユーレイルパス使用の乗り鉄旅行記、しかも2013年初春の旅なので、ほぼ最新版の欧州鉄道事情という正に私の求めている情報が。平易な文体で、旅行スタイルも私自身と似通っているので、読み易い。ありがちな失敗談やハプニングにも共感出来たり。作中にもあるが、ネットを使えば列車やホテルの検索や予約など旅に必要な殆どの事ができてしまうというのは、本当に便利になったものだと思うと同時に、ネットに依存してしまうことの危険性もひしひしと感じる。やはり最後は楽天思考とコミュニケーション能力がものを言うのかな。2014/09/24
19720624
8
ヨーロッパの鉄道が乗り放題になる周遊券?的なものを使って10か国の鉄道を乗り継いた旅行記。水のようにワインやビールを飲む様子が羨ましい。お酒を飲めないと人生の半分損するって聞いたことがあるけど外国では特にそうかも。2022/10/28
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