内容説明
シエナは途方に暮れて休暇をとり、叔母のレストランの扉を叩いた。高級レストランのマネージャーに念願の昇進が決まったとたん、新任の料理長がろくでなしの元婚約者だと知らされたのだ。ところが扉を開けた男性を目にした瞬間、つかのま悩みを忘れた。ブレット・キャメロン――十代のころ叔母の店で修行し、成功をおさめた新進気鋭のシェフだ。そしてシエナの初恋の相手……。彼に温かい歓迎の笑みを向けられ、たちまち顔が赤くなる。野暮ったい少女から変身したのに、彼の魔法にかかったままのようだ。するとブラットは叔母が旅行で留守だと告げ、驚くべき提案をしてきた。叔母を助けるため、ここでしばらく一緒に店を開けないか、と。■レストランで生まれる恋を描く本作は、各章が“恋のレシピ”の一つ一つの手順に沿っている力作。期待の新人作家ニーナ・ハリントンの心温まる物語です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Mari
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★★★2012/01/02
ゆづき
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ちょっと軽めでアメリカチックな会話の応酬。こういうの、やっぱり苦手なんだろうなきっと。2011/10/05
ぽしょ
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やさしいヒーロー、いいなあ。心癒されました。初恋の相手なのがまた楽しい。2011/06/02
みろん
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老舗レストランで働いている女性給仕長と、自分の店をオープンさせようとしている新進気鋭の一流シェフとのロマンス。 「ショックと疑惑を小さじ2」みたいな、段落ごとに付けられたレシピのような副題がシャレがきいいててこのノリが好き(笑)。 2011/04/23
沙月
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ハラヘリ要注意!2011/03/20