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内容説明
リニア中央新幹線は、2027年に東京-名古屋間を40分、2045年に東京-大阪間を67分で結ぶという。時速500kmを超えるリニアの登場で、人と経済の動きは劇的に変わる。東京が名古屋、大阪と一つになり繁栄する「大首都圏」時代に突入するのだ。国土を改造し、日本再浮上の総仕上げとなるリニア新幹線計画の全貌を伝える一冊!
目次
第1章 2027年、リニア新幹線が開業する
第2章 計画はどう進行しているのか?
第3章 中間駅はどのように決められるか?
第4章 リニア開業による経済効果は?
第5章 利便性はどうなるのか?
第6章 リニアが走る日本の未来
おわりに 未来予想・東海道スーパーメガロポリスが完成する
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
おおた
10
「土木技術は長足の進歩」「リニアは地震に強いといわれている」具体的な論拠を示さず根拠の薄い前提で成り立つ論説。中間駅はJR東海が建設費を出すという話も美談にしているが、改札や券売機などは自治体負担であることを伏せており、リニア推進派らしい嘘や隠蔽が多い。環境破壊については一言も触れられていない時点で人間本位のずさんな開発だという認識もなく、タヌキの皮算用ばかりがはびこる。利用者は移動先で何をするかという視点、人間の感じる距離感覚が欠落していて絵に描いた餅としか思えない。2017/02/18
SS
1
グランドデザインとはこういうことかな。少なくともワクワクする。2013/08/23
芸術家くーまん843
1
『リニアが日本を改造する本当の理由』市川宏雄・著 メディアファクトリー話題を呼んだ『山手線に新駅ができる本当の理由』の著者、市川宏雄さんによる待望の続編。日本の経済圏を大きく変える可能性のあるリニア新幹線の最新情報を網羅し、新駅がどこにできるのか、どんな構想があるのか、開通後どんなことが起こるのか、気になる情報をまとめて紹介しています。本書によると、東海道新幹線の設備の老朽化を心配するJR東海が、建設費を自己負担することを決定し、リニア新幹線の建設は、一気に急展開を見せているようです。これに伴い、新駅がど2013/07/08
NOKKY
0
名古屋、大阪まで首都圏に組み込まれることになるであろうリニアの威力すごいね。実家が京都の私は間とって名古屋に住むとかね。名古屋の地価上がるだろうなあ2013/08/08
やまもと
0
私の住んでいる家の最寄りは相模原市緑区の橋本駅!リニア新幹線の中間駅となる予定の駅!まだまだ先のことだなぁ〜って思っていたらこの本によると2027年に品川〜名古屋間で先行して開業をするとのこと!(14年後)結構近い未来!リニアは品川ー名古屋をわずか40分で繋ぐ。これによって様々な経済効果が得られるという!地元の駅から名古屋まで一時間かからないなんてスゴいですね。早く乗ってみたいものです。(とても分かりやすい面白い新書でした)2013/07/14