ビームコミックス テルマエ・ロマエVI

著者名：ヤマザキマリ【著者】

KADOKAWA（2013/07発売）

• ISBN：9784047288959

内容説明

伊藤温泉の危機を救い、さつきへの思いを告げた後、突如古代ローマへと戻ってしまったルシウス。悲しむ気持ちを飲み込みながら、瀕死の状態にあるハドリアヌス帝から頼まれた「後生に残る最高のテルマエ」建設に勤しむが……。時空を越えたルシウスの冒険と恋のフィナーレは!?

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[もりのくまお]

ついにテルマエも完成。ずいぶんと笑わせてもらいましたが、最後はハッピーエンドで良かったです。最終巻はルシウスやさつきよりも爺さんのほうが大活躍してて、またまた笑わせてもらいました。爺さんは平たい顔族には入らないくらい顔濃いなぁ。ローマの遺跡からシャンプーハットやラムネ瓶が出てくるとは。私たちが遺跡から掘り出したものをどんなふうに使っていたか、あれこれ想像しますが、意外に違う用途だったりするのかもしれないですね。ルシウスの理想郷が完成して思ったことは、「すべてのお湯はローマに通ず」でしょうか。

2013/06/26

[れみ]

浴場の遺跡発掘現場では同じ現代人同士でも文化が違うと話が通じないのに、お風呂文化で繋がった日本人と古代ローマ人が通じ合えるなんて面白い(^_^)このお話も完結しちゃってちょっとさみしい感じ。

2013/06/29

[mitei]

最後はいい展開でまとまってよかった。

2015/09/23

[HIRO1970]

⭐️⭐️⭐️待合室で。

2014/12/27

[エンブレムＴ]

人種どころか時代を超えた『名将は名将を知る』という展開が、こんなところで！こんな風に！？こんな人選で～！？？・・・ってな感じで、主人公が「さつきの爺ちゃん」になりました（笑）ハナコは？などと馬の恋路を気にしていたら、それどころではない超展開ですｗははは・・・。物語テイストは１巻の頃とはずいぶん違ってきましたが、結局のところキャラは全くブレてないし、ちゃんとテルマエネタを貫いてたし、最後まで家族で楽しめるエンタメ作品だったと思います♪風呂文化万歳！に、日本の職人万歳！！が加わっての着地、面白かったです。

2014/02/08