ブルーバックス<br> リンパの科学 第二の体液循環系のふしぎ

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ブルーバックス
リンパの科学 第二の体液循環系のふしぎ

  • 著者名:加藤征治【著】
  • 価格 ¥1,100(本体¥1,000)
  • 講談社(2014/07発売)
  • ポイント 10pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784062578202

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内容説明

躍動する奔流=血液の氾濫を再吸収し、体内の水分を有効活用するために誕生したリンパ。心臓のようなポンプは存在しないのに、なぜ流れるのか? からだのすみずみに分け入った支流は、どこを流れるのか? 血管とともに、生命の維持・進化に重要な役割を果たす“第二の体液”は、あなどれない病気である「むくみ」や、がんの転移にも大きく関わっている。精緻な解剖学の成果が描き出す、リンパのすべて。(ブルーバックス・2013年6月刊)

目次

第1章 リンパの誕生
第2章 リンパと初対面した先駆者たち
第3章 リンパの源流をたどる
第4章 全身に広がるリンパの支流たち
第5章 リンパの流れが滞ると…?
第6章 リンパと免疫のふしぎな関係
第7章 がんと闘う歩哨たち

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kaizen@名古屋de朝活読書会

27
#感想歌 体液は三種血液リンパ液脳脊髄液水分中心 血清とリンパ電解質成分似てる違いはたんぱく質量 リンパ管弁で流れを制御するリフォンギオンリンパ管分節2017/09/30

calaf

18
リンパというのは、名前は聞いた事はあるけれど...という状態でした。白い血液とも呼ばれているようで、いろいろと重要な働きをしているらしい...という事は分かりました (笑) ガン研究などでも、結構キーとなる部分を含んでいるみたいです。2013/08/20

ばんだねいっぺい

9
よく耳にはしてても、謎だった「リンパ」の本。「リンパ」とは、要するに、イメージ的には、血管パート2で、身体の隅々までネットワークになっていて、で、老廃物とか吸収して輸送したりする管だとは、分かったことはことは、分かったものの、なんか難しい。なんかややこしい。いずれにしろ、収縮が弱いリンパの流れのためにマッサージが有効だというのだけは、納得した。また、どっかで無料のマッサージ機を見つけて使いたい。2015/07/29

ykoro

7
リンパが血漿成分が滲み出たもので、栄養補給や老廃物の回収などを行うもので、静脈を通して循環し、それが滞ると、リンパ腫などのむくみが出るという事実がわかり易く説明されている。これまで、リンパというと、パッとしないイメージだったが、認識不足であることを痛感した。とても面白く、興味深い著作であった。2017/02/12

レコバ

6
体液循環と免疫という関係の薄い機能を有するリンパというわかりにくいテーマを最大限わかりやすく表現しているんだろうけど、結局、両機能の関係についてはよく理解出来なかった。要するに用語の混乱という結論でよいのだろうか。2020/05/13

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