中経出版<br> 中国経済の真相

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中経出版
中国経済の真相

  • 著者名:田代秀敏
  • 価格 ¥1,100(本体¥1,000)
  • KADOKAWA(2013/07発売)
  • ポイント 10pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784806147732

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内容説明

中国経済の専門家だからこそ見抜ける「中国経済ニュース」の「虚実」を赤裸々に暴き、「日本経済の本当のポジション」を明らかにしていく。最後には、日本が生き延びるための戦略も提示する。「領土問題で、中国から撤退」なんて愚の骨頂だ!

目次

1 日本人は、中国経済の本当の力を知らない(通説・2010年、ついに日本のGDPは中国に追い抜かれた―真相・2002年、「日中逆転」はすでに起きていた。 通説・今後、日本経済が復活すれば、中国と再び肩を並べる―真相・それは不可能。すでに実質で3倍以上の差。 ほか)
2 日本企業は中国抜きでは生きていけない(通説・2012年の反日デモで、日本企業は大打撃を受けた―真相・デモ直後も上海のユニクロには行列。反日感情は幻想。 通説・対日感情は悪化の一途。もう中国ではビジネスができない―真相・負け組企業の言い訳。成功している企業は、現地化を進めている。 ほか)
3 中国経済“バブル”の真相(通説・中国はバブル状態。近いうちに不動産価格が暴落し、中国経済は崩壊する。―真相・経済発展のために、意図的にバブルをしくんだ。 通説・一人っ子政策のせいで、中国経済はこれから頭打ち―真相・都市化率は敗戦直後の日本と同じ。伸びしろがまだある。 ほか)
4 攻める中国経済と守る日本経済(通説・中国は没落した日本企業にはすでに興味をもっていない―真相・否、優良企業の株式をひそかに大量保有している。 通説・日本の山や水源地が買われている。食い止めなければならない―真相・否、中国マネーは経済活性化の救世主。 ほか)
5 日中関係はこれからこうなる!(通説・中国の対日クレームは、人民のガス抜きにすぎない―真相・否、日中間の問題の8割が「日本発」である。 通説・中国はかたくなに強硬路線を突き進もうとしている―真相・中国の戦略的譲歩にただ乗りする日本に根本的な原因。 ほか)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ハンギ

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日本はすでに90年代に中国に抜かれていた、もはやGDPは何倍も中国の方が上で、日本はひっくり返す事が出来ないらしい。ところどころに出てくる知識には同意。中国はそれでも日本企業を評価していて、ノウハウを中国にもたらしてくれる企業は歓迎したいそうだ。中国人の労働生産性が日本の10分の1以上になった時が、本当に抜かれたとき?。日本の労働生産性はそれほど高いとは思えないが。胡耀邦が失脚したのが中曽根政権の靖国参拝によるものという見方は当然で、中国の指導部は表立って日本に友好的な態度を出せないのも納得できる。2013/08/04

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