講談社文庫<br> 走れUMI

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講談社文庫
走れUMI

  • 著者名:篠原勝之【著】
  • 価格 ¥639(本体¥581)
  • 講談社(2013/07発売)
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  • ISBN:9784062775663

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内容説明

かつて捕鯨で栄えた、入り江の奥の小さな港町。僕は母さんの実家のミカン山で暮らすことになり、生まれ育ったこの町を離れた。一年後の夏、僕は父さんとジイチャン、後ろ足を失くした犬のコロが暮らす故郷を目指して、ひとり相棒のマウンテンバイクUMIのペダルを漕ぎ出す。小学館児童出版文化賞受賞作。(講談社文庫)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ヒロユキ

16
◇curtisさんのレビューから◇いいなぁ…夏の少年。自転車、淡い初恋、夏祭り、釣り…どれもこれも素敵なエピソードなので、もうちょっと深く掘り下げて欲しいが、あまり長くするとサラッと読めなくなるのでこのくらいの厚さでいいのかも…。少年たちに夏休みの読書感想文用に勧めるのに最適ではないでしょうか?…お父さん的には息子がいたら読むのを勧めたくなる…いや、「釣りに行くか…?」と誘いたくなる一冊ですね(笑)オススメ!2013/08/06

最後の羅針盤

5
 思い切って「自分の決めたことを実行する」ことを積み重ねて大人になってきた。 勇気を持って「自分の限界に挑戦する」ことで、新しい自分を見つけてきた。 いつの間にか忘れてしまっていたことだけど、それを思い出したなら、まだ成長できるのだろうか。 ・・・とりあえず、暑さに負けずにヒルクライムだ!2013/08/24

ゆき

4
少年が成長する様を描く一冊。ライトな重松清風といったら、しつれいにあたるかしら?お父さんと犬を重ねると、切なくなるがチカラをもらえた。2015/12/11

ゆきんこ

3
自転車屋「日之出輪業」を営む父からもらったマウンテンバイクを愛する洋の成長が描かれている。鯨祭りの時の事故で下半身不随になった犬コロに車輪を付けたお父さんが素晴らしい。動物を大切にする家族がこの物語の中心ではないが、それがとてもいいアクセントになっている。 洋が離婚した母に付いていき、みかん山に行くが、そこからマウンテンバイクで父、祖父、コロのいる町に戻り、そこで元マグロ漁船に乗っていた父と鯛釣りに行き、船から落ちた父とコロを救うところは感動的。良い物語だった。 2016/12/30

ソングライン

2
両親の別居で父親と別れて暮らすことになった少年洋は父にもらったマウンテンバイクUMIと一緒に父親の住む町に戻ります。祖父、父との再会と海での冒険、そして初恋を経験した少年は少し大人に近づきます。2017/01/24

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