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内容説明
部下や社員が、思うように動かない、育たない……。そんな悩みを抱えているマネジャーは少なくない。例えば、ある職場では、文字通り「手取り足取り」といった風情で、部下に懇切丁寧に仕事を教えているマネジャーがいる。しかし、そうした「教育熱心なマネジャー」の下で、なぜか優秀な人材が育たない。また別の職場では、周囲から見ると気の毒なほど、部下に気を遣っているマネジャーがいる。しかし、そうした「気配りのマネジャー」が、必ずしも部下から信望を集めているとは限らない。さらに別の職場では、意見を理路整然と語る「論理的なマネジャー」が、なぜか部下や社内を説得できない……。企業の経営や職場のマネジメントにおいて、我々はしばしば、一般の常識の逆とも思える「逆説」に直面する。本書では、こうした逆説(壁)が、なぜ生まれ、どうすれば乗り越えられるかを、読みやすい連続講義の形式で解き明かしていく。著者のマネジメント論の原点ともいえる名著、待望の電子化。
目次
なぜ、マネジメントには「沈黙は金」の瞬間があるのか<br/>なぜ、「論理的」な人間が社内を説得できないのか<br/>なぜ、マネジメントにおける「直観力」が身につかないのか<br/>なぜ、「原因究明」によって問題を解決できないのか<br/>なぜ、「矛盾」を安易に解決してはならないのか<br/>なぜ、「多数」が賛成する案が成功を保証しないのか<br/>なぜ、成功するマネジメントは「完璧主義」に見えるのか<br/>なぜ、「成功者」を模倣することができないのか<br/>なぜ、「経験」だけでは仕事に熟達できないのか<br/>なぜ、「ベスト・チーム」が必ずしも成功しないのか<br/>なぜ、「動かそう」とすると部下は動かないのか<br/>なぜ、「教育」しても部下が成長しないのか<br/>なぜ、「優秀な上司」の下で部下が育たないのか<br/>なぜ、マネジメントは「アート」になっていくのか
感想・レビュー
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miu
こまち
mogutan
SS
hiromi go!