幻冬舎文庫 死命

著者名：薬丸岳【著】

幻冬舎（2024/11発売）

• ISBN：9784344434295

内容説明

若くしてデイトレードで成功した榊信一。ある日、末期癌で余命わずかと医者に宣告される。それを機に、自身が秘めていた〝ある欲望?に忠実に生きることを決意する。それが連続殺人の始まりだった。同じ頃、若い女性の絞殺体が発見され、警視庁捜査一課のベテラン刑事・蒼井凌が捜査にあたる。だが、犯人逮捕に執念を燃やす彼にも病が襲い……。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[桜]

https://youtube.com/watch?v=E3UDqofqcc4&si=zrDR17hvMxbrFxCz Mrs.GREEN.APPLEさんの「loneliness」私の中の榊にピッタリすぎて…

2024/11/20

[kikanshi_U]

余命わずかの連続殺人犯と刑事の追走劇。面白かった。死を恐れない犯罪者を捕らえてどうするのか。死を前にしてどう生きるのか。エンターテイメントながらも哲学的なテーマもある。

2025/04/07

[ゆかりねこ]

罪の境界に続き、こちらも一気読み。 犯人の榊信一が捕まるのか？ 彼のトラウマは何なのか？ なかなか過激な話でした。

2024/12/14

[どん]

audible。さすが薬丸岳。めっちゃ読みやすい(聴きやすい)。 同じ末期癌の犯人と刑事。重いんだけど話がスラスラ入ってくる。共感できるポイントが両者にあるからかなぁ。

2025/06/28

[たいっちゃん]

犯人と刑事が同じ病気でお互い寿命が近く、命が尽きるまでに捕まえれるかと、その刑事と同期の刑事の関係性に面白みを感じた。 岳さんの小説は読んでるんやけど、映像を観ているような臨場感があって楽しませてもらった。 大人になっても、幼少期の経験はかなり影響を受けるんやろうな。 自分はどうやろ？ 意外と母親からいっぱい学んできたんかな？ 最近思い出したんやけど、小さい時よくお菓子作りしてた気がする。 景気も良かったし、親戚からは甘やかされてきてたかもね。 恵まれてたんかもね。

2025/02/15