内容説明
仏教の視点から見た経営の真髄とは?
経営の視点から見た日本の問題とは?
稀代の経営者が、日本経済に辛口アドバイス!
稲盛和夫守護霊が語る経営フィロソフィと仏教スピリット。
危機意識を持たせることが経営マインドを育てる。
新規事業は動機が善か否かを考える。
社員の経営マインドを育てる「アメーバ経営」
政治家の国家運営の甘さを経営の視点から読み解く。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
p.ntsk
9
80歳を前にJAL会長に就任し2年で再建させた京セラ名誉会長の稲盛和夫さん。その経営姿勢は非常に厳しいものがあるなと思いました。一喝されたような気迫というか迫力を感じました。経営の一線から一旦退いた後、禅宗のお寺で在家得度を受け托鉢修行もなされたとか。ただ儲かればいいというのではなく常に経営の趣旨・目的・動機を問う姿勢には業種・業界に関係なく普遍的な経営の哲学があるのだなと思いました。2013/06/17
とらじゃ
3
80歳にしてJALの再建を成し遂げた稲盛氏の霊言。さすがはプロの経営者だ。言葉に力がある。経営にも宗教にも厳しさが必要だと一喝されている。2013/05/26
かささぎのはし
2
経営者が首を切ることのつらさと断行する胆力は考えさせます。元が宗教心の深い方ならはなおさらつらかったろうと思います。それをしたほうが、多くの幸福につながるという信念を持ち、このお年で実行し、結果も出したというのに驚嘆します。七十代、八十代の元経営者の方たち、宝の持ち腐れにならず、本当に再チャレンジして、日本の繁栄に役立ってもらいたいと思います。2013/07/13
猫星人
1
何かをするにしても、「動機が善なるかどうか」を常に振り返らなければならない。 一喝されました。2013/06/24