アベノミクスの危険な罠 - 繰り返されるマネーの暴走

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アベノミクスの危険な罠 - 繰り返されるマネーの暴走

  • 著者名:北岡孝義
  • 価格 ¥1,200(本体¥1,091)
  • PHP研究所(2014/06発売)
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  • ISBN:9784569812519
  • NDC分類:338.3

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内容説明

アベノミクスは今や国民に大きくアピールし、マーケットもそれに反応して円安・株高が続いている。しかし、ちょっと待ってほしい。注目を浴びている「大胆な」金融緩和という政策は、べつに奇手でも妙手でもない。過去、政府が苦しい時に何度もすがってきた手法である。政府は財政が苦しくなると、マネー創出という「打ち出の小槌」に手をかける。そのたびに経済は大混乱し、国民は痛い目にあう。古くは江戸時代の小判改鋳によるインフレ、西南戦争後の大インフレ、大正バブル、1974年の大インフレ、そして1980年代後半のバブル。海外では第1次大戦後のドイツのハイパーインフレなどなど。歴史をたどると、マネーというものがいかに誘惑に満ち、また恐ろしいものであるかがわかる。本書はこうした歴史を振り返ることで、アベノミクスの持つ構造的な危うさを指摘するとともに、期待先行で膨れつつある日本経済に警鐘を鳴らすものである。

目次

第1章 混迷する日本経済、迷走する金融政策
第2章 本当の危機から目を逸らそうとしている日本
第3章 「マネーの本質」とは何か
第4章 政府と日本銀行―駆け引きの歴史
第5章 暴走するマネー
第6章 マネーの呪縛からの解放

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Jr.Mcree

0
戦前及び戦後の大インフレ、バブルの例にもみられるように日銀の独立性が損なわれた無思慮な政府都合の金融緩和ではろくなことにならんということ。 2015/01/23

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