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内容説明
鉤生vs衿沙! マブルゥvs愛莉洲!! 鴨vs二千恵理事長!!! 激突する三者三様・主義主張!!!! そして、生徒会編終焉へ…最後に笑うのは!? 心突き刺す衿沙の過去とついに明かされた理事長の真の目的も収録。恋愛、変愛、純愛、慈愛… 愛が渦巻くハイテンションバトルロイヤル・第10巻!!!!!!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
流言
34
「あの子は所詮養殖モノ 天然モノには勝てない宿命」天然の主人公たるカギューに独白で嫉妬を叫ぶ衿沙が悲しい。理事長の白々しさがわかっていても身体を蝕む。この理事長がいる限り、この毒々しさを禍々しさで上塗りしたような作品に後味のいい結末はありえない。そう思って覚悟をして読んでいても衿沙を突き落とした理事長には口の中が苦くなるものを覚える。個性的な絵柄と展開のえげつなさがかみ合いすぎておぞましく脳髄をごりごりと突き上げる名作。巻末書き下ろして父親に殺されてる夢を見て、それでも冷めたくなかったと泣く衿沙が切ない。2013/12/15
kanon
23
相変わらず「熱い」という言葉がめちゃくちゃ似合う漫画である。ここまで似合うともうむしろ清々しい。でも最近になってきて思うことが出てきて、この漫画大好きだということは変わらないけど、漫画表現の迫力、センス?がちょっと薄れているように感じるのです。でもまだ凄い表現はある。じゃあなんでだ?と思ったけど、これはただこの漫画に慣れてきたからなんですね。最初は衝撃的すぎて出落ちみたいな感じだったんだと思う。非道くいえばマンネリ化。でも作画の凄さはずっと変わらない。「本当のボクはどこ?」とか凄すぎだろ!狂気感じたけど笑2013/09/04
柊龍司@中四国読メの会&読メ旅&読食コミュ参加中
22
理事長の異常さが全面に出てきたけど、これで心が動かない理事長の心がどうやったら動くのか想像も出来ない。これだけの異常性を教師としての鴨先生がどう対抗出来るのか、鴨先生のこれからの個性の発揮に期待したい。でも、個性で理事長に勝ったら、ある意味負けか。2013/05/27
へな
15
今回もすごい破壊力でした。 完全アウェイの生徒会長戦。途中からカギューコールが来たのがいいですね。 でも会長の過去は悲しすぎだなぁ。あぁ見えて誰よりも努力してきたのに・・・。 タカイタカイにはやられました。 理事長の悪魔っぷりはどこまでも突き抜けてるね。2013/09/08
いたしゃん
10
バトルロイヤルの楽しみとは他に、根幹を貫くテーマが「愛」なのですが、この巻ではその真逆を行く「吐き気を催す邪悪」が描かれていました。演出がとても上手く、グシャッという効果音とともに私の心も潰れてしまいそうです。どんどん漫画力が高まっていると感じますが、この巻でまた一つ新しい領域に到達したかと思います。2013/06/01