内容説明
落ちこぼれ探索士・ユウキが拾ったモノ、それは――「おお、ここが私が護るべき世界か！」――自称女神・ティナだった。奇跡を起こせない少女と、剣を振るう理由を失った少年が出会うとき、世界の変革が始まる。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
海猫
25
斬新な内容ではないのだが作風が手堅い上に、予想外の捻りや仕掛けが抜群できっちりオリジナリティーを作り出しているのはさすが。最後まで読むと次の巻が気になる。これ一作でも楽しめるがあくまでもプロローグ的位置で本格的な展開は持ち越しといった感じか。惜しむらくは本文にイラストがないのでライトノベルを読む醍醐味が弱いというところ。2013/06/21
METHIE
15
様々な謎を持った二人がどう活躍するか期待。2014/05/10
(●▲●)とらうまん(*^◯^*)
14
【★★★★☆】すえばしけん先生が別レーベルから新作を！となれば、当然チェックしないわけにはいかないですよね〜。 真新しい要素はないものの、相変わらず堅実で穴のない作風と構成が実にらしいです。 王道ファンタジーお好きなら間違いなくオススメ、著者の作品初めてでも本作を気に入っていただければＨＪからのシリーズ『スクランブル･ウィザード』『ひきこもりの彼女は神なのです。』も是非！2013/08/01
藤崎
10
５人の神姫とその従者がいる世界で行われる、ダンジョン探索ストーリー。とりあえず最初っから全力で昼行燈してた主人公が「Ｂクラスハンターだけど真の実力はＳＳＳ」みたいなノリで活躍するシーンは、ベタだけどやっぱり盛り上がりますねぇ。ティナも単なる世間知らずのロリじゃなくてちゃんと神っぽい芯を持ってて好印象だし、フランカも「天才神術師」とか紹介されてるから気の強いタイプかと思えば普通に健気でいい娘だし・・・立ち位置完全にかませポジションですけどね。ともあれ、設定伏線キャラと丁寧に作られてて、今後の展開が楽しみです2013/05/19
nawade
10
★★★★☆ HJ文庫で活躍していた作者が富士見ファンタジア文庫デビュー。実力を持った作家が王道を手がけるとここまで楽しめるということを実証してくれる作品。ダンジョン攻略ファンタジーと銘打っているが本巻ではダンジョン攻略にそれ程描写は割かれていない。ということは二巻以降が本領発揮ということだろうか？何にしてもまた一つ期待のシリーズが始まった。2013/05/18
