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内容説明
楽しくて速くて健康的で渋滞を起こさない自転車がブームといわれて久しい。3・11以降、自転車通勤も増えている。自転車をもっと楽しみ、有効活用しながら、先進国でワースト1の事故数を減らすための提案も。懐かしの広告、おすすめツーリングコースも紹介する。
目次
第1章 自転車は楽しい
第2章 自転車・温故知新
第3章 自転車ツーリングの道みちで
第4章 自転車「的」文化論
第5章 自転車乗りの理論武装
第6章 日常の自転車生活で
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
シュエパイ
9
すぎさりし日々の、少年たちの夢が満載なチャリの進化の歴史。そこはかとない郷愁と儚さとを感じました。そして、全てが無駄になったわけではなく、受け継がれたものもあるということに、小さく胸が熱くなりました。後半の日本の自転車・道路行政事情は、私も感じてるけど、なんだかなぁ。。。道路の自転車専用レーンを逆送してる阿呆とすれ違うの、ストレスたまりますよねー2013/05/26
まんぞう
3
もっと早く読み終えるべきだった。たぶん自転車乗りのバイブルにすべき本。2014/11/26
ターさん
1
車よりも自転車。当たり前のことである。かつて運動音痴→ロードバイクとの出会い→感動のアスリート気分。この図式は良く分かる。私もその一人である。この感動が忘れられない。「日本の自転車事故は常に先進国ワーストワン」という。自転車は「車道」「左側」が世界の常識なのだそうだ。確かに日本の歩道に自転車が走る、というのには違和感を感じていた。疋田氏は自転車に乗る理由として「自転車は美しい」「楽しいから」私の40年前のビアンキは細身のクロモリ製、自画自賛になるが本当に美しい。疲れた通勤での帰り、自転車は本当に楽しい。2020/07/12
nicokiyo
1
自転車は、実は車道が安全の理屈がしっくりきた。2016/01/03
山下 賀久
1
春になり、暖かくなり、天候がよくなってくると自転車に乗る人もたくさん街に出てきます。自転車の楽しみ方だけでなく、自転車の歴史、正しい乗り方、自転車を取り巻く社会環境、道路事情がこの1冊にぎゅっと凝縮して入っています。正直とても面白いです。へえ、っと思うこと満載です。学習院大学の社会人セミナーで著者疋田さんの自転車学を受けましたが、その内容を髣髴とさせる書き方で、まるで授業を受けているかのようです。ベテラン&にわか自転車乗りだけでなく、本当は自動車やトラックのドライバーにもぜひ読んでいただきたい一冊です。2013/05/21