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内容説明
今、あらゆる組織、局面で求められているのが問題解決型交渉力である。混迷する世界の中で、日本が経済やビジネスで輝きを取り戻すには、問題解決型交渉力を持ったネゴシエーターの出現であると、ハーバード関係者はいう。
エドウィンO.ライシャワー元米国駐日大使でハーバード大学名誉教授の薫陶を受け、博士を初代名誉会長に迎えた日本交渉学会は、日本人向けに、ハーバード流の交渉術の普及をはかっている。
本書は、日本交渉学会のトップが、短時間で問題を発見し、解決できるハーバード流のノウハウを解説し、解決能力、マネジメント力を培う内容を解説する。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
Q
18
リミテッド ●交渉は抵抗や競争から共同問題解決に転換することがエッセンス ●利害関係にあって利益、損益が存在するグループが平和的にトレードオフを行いながら、勝ち負けではなく互いの利益を最大限に、損失を最小限にする合意のコミュニケーションプロセス ●日本人は出来るだけ交渉を回避したいと考えるだけでなく特に一対一の交渉を嫌い、複数で一種の安堵感を感じる傾向 ●中国とロシアは極端な申し出を要求する慣習 ●アリストテレスは論語、感情、信頼が必要と説く ▷日本人はもっと交渉上手にならないといけないと思う2021/05/28
YJ
7
エドウィンOライシャワー、ロジャーフィッシャー、ハワードライファ、ピータードラッカー。ケーススタディがふんだんで面白かった!2017/03/04
薦渕雅春
2
感想 と言うのも、なので 心に残った下りを。アリストテレスは説得の三要素として、論理・感情・信頼を考察し、人を動かすにはどれが欠けてもいけないが、人は論理ではなく感情で動く、と。CEOの重要な仕事は、ある目的を達成するために人々を動機づけることであるが、そのため、人々の感情に訴える必要がある。人の心に届ける上でカギになるのがストーリーである、と。2014/04/28
しんた
2
一度読んだだけでは身につかなかったが・・・自分が交渉を避ける典型的日本人であることが実感できた2013/10/26
worm
1
ファクトベースかつ先を見据えたコミュニケーション2013/06/02
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