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内容説明
2010年1月に会社更生法を申請、2012年9月に再上場を果たし、奇跡のV字回復した日本航空(JAL)。JALのスピード再生を支えたのは、「意識改革」と「部門別採算性」の二本柱とした稲盛改革。これらによって、社員、組織、会社はどう変わったのか。また、どうすれば自身の心を変えることができるのか。
目次
第1章 自分は変えられる
第2章 人は変えられる
第3章 組織は変えられる
第4章 数字は変えられる
第5章 会社は変えられる
第6章 人生は変えられる
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ミチ
7
稲盛和夫の功績は凄い。JALが倒産したのが2010年でその事から記憶が薄れてきているが今のJALがその時の挫折をいかに未来永劫として繋いでいるのか。2023/12/17
miho
2
JALが再生した要因はおそらく沢山ある。しかし、新しい会社の仕組みに魂を入れたのが稲盛さんということがわかる本。
KJ
2
熱意より能力より大切なもの。それが考え方。根本的な考え方が変わらなければ人は変わらない。反面、考え方が変われば人は劇的に変わり得る。倒産とは確かに劇薬だ。文字通り、激しいが薬でもある為、大きな改善の契機にもなる。今更改めて考えるのも恥ずかしく思える様な当たり前の事。そこに立ち返り、真っ直ぐ向き合い、そこからスタートする事の大切さを教えられた。遠回りの様に思えても、ここを蔑ろにしては真の変革は成し得ない。どんなに良い考え方を持とうと働く事を忌み嫌ったのでは意味がない。この言葉は全ての大前提として重く響いた。2017/11/19
yw_revolution
2
チームの一員である意識を持つには、個人の働きと集団の成果の間のつながりを、どれだけ実感できるかということのようです。部門別採算制度はそのためにうってつけの役割を担ってくれていました。2014/06/24
Kitamuu
1
評論家は成長しない。シンプルで明確な方針、目標、数字のないがんばろうは言葉たまけに終わり、現場に徒労感だけを残すことになる。 意識改革は外注では実現できない危機感、一体感の欠如が会社と人をダメにする。若手のやる気を奪う二大病巣、縦割り意識、いるだけ上司。困難を乗り越えた経験は生きる力になる。 懸命に働くということは、自分自身の人間性を高め自分自身を作っていくために必須の条件。2020/01/25