内容説明
「頑張っていれば、いつか必ずチャンスは訪れる」――
その言葉を信じ、非選抜組として努力を続け、2012年の選抜総選挙でついに「ネクストガールズ」入りを果たした仲谷明香。
そんな彼女が2013年3月、「声優になる」という大きな夢に向かってAKBを卒業した。
本書は、非選抜組だった仲谷が、「メンバー」「ファン」「家族」等から勇気をもらったエピソードを、
くさらず、諦めず、前に進めた理由を、飾ることなく素直な筆致で綴っている。
仕事や人生に悩んだとき、迷ったときに、心の支えとなる一冊。
目次
第1章 希望のヒカリ(やれることをやらないで、後悔するのはイヤなんだ 終わったことはもういい。また明日から頑張ればいい 今後のことを考えたら、女優として演技の経験を積んでおいたほうがいいよ ほか)
第2章 勇気のカケラ(なかやんのすぐそばには応援しているファンがたくさんいる、ということだけは忘れないでね AKB48グループ全体を背負っていきたいと思っています さっきの話、ちゃんと理解した? ほか)
第3章 夢のトビラ(なかやんがAKBを卒業してもずっと応援するよ だって、あの子は仕事で忙しいのにむちゃくちゃボイトレに通ってるんだもん 本当に明日、AKB48のメンバーとしてここの舞台に立ちたいやつだけ上がれ! ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぽんくまそ
5
声優になりたい女子中学生がいた。家庭の事情で声優養成所を辞めた。次善の策が、AKB48に入ることだった。これは21才の彼女が、今度こそ声優になるために、職場であり、表現者になるための学校でもあったAKB48を「卒業」したさいに、振り返って書いた本である。AKB48の特質は、宝塚歌劇団などと違って、いじめが全く無いことだ。また、通っていた中学校が半ば学級崩壊していた様子がさらりと書かれている。AKBが明るい面ばかりでないことは察しているが、組織や学校を考え直す一つの例として有効ではないだろうか。2015/11/12
いがちゃん
4
なかやん本2冊目!1冊目の幼少期からの時系列とは違い、言葉毎に4ページぐらいでまとまっていたので、読みやすい感じでしたが、前後で同じ場面の話があったりするので、その場面は印象が強かったんだと思います!本人は写真や映るのが苦手といいますが、次は写真集なんかいかがですか?2013/05/13
せんちぇん
3
21歳の、メディア露出も少ない「非選抜アイドル」の著者。人を傷つけず毒は少なく玉虫色の内容ではあるが、しっかりしたことを書いていると思います。元々の人格なのか、アイドル業の訓練のたまものなのか。たぶん両者の融和なのだと、いいように解釈し、応援します。2013/08/14
ノラネコ生活
3
「非選抜アイドル」の著者がAKB48ちなみ「48のことば」をキーワードに自分の言葉で書かれている。 控えめな著者らしく、帯の顔写真と中表紙以外は全て文章のみ(^_^) AKB内の人間関係、4年以上使ったキャッチフレーズ「半分は優しさでできています」の誕生エピソード、選抜メンバーが忙しい中でもボイトレをしていたりと普段見ているAKBとは違った視点で見られて読みやすい。 卒業のきっかけになった声優オーディションは不合格だったが、AKB時代に培った経験を元にますますの活躍して欲しい。 2013/05/01
bayashi
2
前作と大きく違うのは他のメンバーとのエピソードが多い点。 その分ファンであるほど楽しめる内容。 仲谷さんの夢はここで終わってはいけない。次のチャンスで頑張れ!2013/06/05
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