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内容説明
ベアリングズ破綻、サブプライム・ローン問題、「ロンドンの鯨」事件、金融検査事例集等を題材に、ガバナンスを考える!
◆組織は人間の集まりにすぎない。これが、あたかも一つの生物のように機能している完璧なガバナンスを構築することを目指すのは現実的ではない!
◆不祥事件、金融リスク管理……、ガバナンスの失敗にどのように向かい合い、そこからどのような教訓を学べばよいのだろうか?
◆「内部統制」「コーポレート・ガバナンス」「コンプライアンス」の位置づけ、規制・監督との関係は?
目次
第1章 金融機関とガバナンス(注目されたきっかけ―1995年ベアリングズの破綻 相次ぐ類似事件 ほか)
第2章 金融リスク管理(金融リスク管理の失敗―サブプライム・ローン・ビジネスにのめりこんだ金融機関 金融機関と金融リスク管理)
第3章 ガバナンスの関連分野(内部統制 コーポレート・ガバナンス)
第4章 ガバナンス失敗の背景(性弱説 見えるものと見えないもの ほか)
第5章 ガバナンスの失敗は防げるか(ダイナミックなプロセスとしてのガバナンス 経営陣の役割)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
プレミアムモルツ
1
金融機関。極めて高い社会性・公共性を有するがゆえに、ガバナンスが重要になるのは当然なのだが・・・。しかし、とほほ、いやとほほでは済ますことの出来ない事例が、過去に一体いくつあったことか。そうした事例を適宜紹介・解説しながら、金融機関のガバナンスについて鋭い考察を展開していく。金融機関の関係者にとって有用の書であると思った。2014/05/01
Mikatas
0
元FSAの職員による世界各地の金融機関のガバナンス失敗に関する話題満載の本。数年ごとに「とほほ」な事件が起きていて、金融業界は学習しない連中だなぁと思うことしきり。2015/04/19
yashiti76
0
3️⃣海外の金融機関の事例を元に、ガバナンスのあり方を説明。ディーラー経験のある私にとっては馴染み深い事例が多かったが、もう少し深い内容を期待していたので3️⃣。2014/06/24
Ryu
0
書いてある内容は、分かりやすく、納得できる。ただ、仕事に活かそうと思うと難しい。2013/10/04