刺客 どくろ中納言 天下盗り、最後の密謀

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刺客 どくろ中納言 天下盗り、最後の密謀

  • 著者名:岡田秀文【著】
  • 価格 ¥1,320(本体¥1,200)
  • 幻冬舎(2016/02発売)
  • 2025→2026年!Kinoppy電子書籍・電子洋書全点ポイント30倍キャンペーン(~1/1)
  • ポイント 360pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784344023734

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内容説明

豊臣秀吉は、本当に「天下」を盗ったのか!? 戦国史上最大級の籠城戦・北条征伐に秘められた驚愕の謀略に、その答えはある。折り重なる策謀が紡ぎだす戦国ミステリー。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

onasu

19
久しぶりに読みでのある歴史ものを堪能しました。  秀吉の天下を決定付けた小田原北条攻め。当然、その帰結は明らかですが、過程には不明な箇所も。そこをどう捉え、そして誰をどう関わらせるか。  案内役兼主要人物筆頭は、秀吉の下で東国の大名家との外交を担っていた吏僚富田一白。  東国の仕置きに向かう秀吉に対し、徳川、北条、伊達は、どう取り組んでいたのか。そこに、三成による権限掌握が絡んだ暗躍もあり、北条方の探索をする一白とその手下に、「どくろ中納言」なる謎の手がかりが告げられる。刺客とは、そして、その結末は…。2013/08/04

makka

9
主人公は豊臣家のマイナー官僚、富田一白。小田原合戦の裏で、三成は山上宗二を利用して、伊達家・北条家はそれぞれの生き残りをかけて謀略を仕掛ける。当然駿河の大タヌキも絡む。宗二の最後や白装束の政宗など有名なシーンの裏に隠された真実…謎の符丁「どくろ中納言」とは。突っ込み所は色々あるが最後まで面白く読める。2014/09/17

あかんべ

7
最初登場人物紹介図より中納言は誰?秀次かなとおもいきや、全くちがった。表紙イラストからホラー又はファンタジーかなと思ったが、これもちがった。しかし伊達、北条、徳川、秀吉がからみあう小田原城攻め。草の源助の一生をしみじみ思い、陰謀うずまくストーリーであったが、よい読後感でした。2013/06/27

mushoku2006

5
いや、これはかなり面白かった。最後まで、決着がどうなるんだ?と引っ張られるストーリー展開がナイス。ここまで複雑な話にしちゃうの!?という気もしないではないけど、それでいて破綻していないように思わせる筆力が良いですね。ただ、タイトルはちょっと・・・・・・。ええ!?それで終わらせてしまうんですか!?と思います。文句があるのはそこだけ。2013/06/21

ゾロりん

3
旅本2冊目。岡田さんはさすがに読ませる。面白かったけど、メインの陰謀がいくらなんでもな気が。日本は細長いからね。2016/03/16

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