ルルル文庫<br> ジーヴェスト・ローズ ~暗殺は麗しの薔薇園で~

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ルルル文庫
ジーヴェスト・ローズ ~暗殺は麗しの薔薇園で~

  • ISBN:9784094522549

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内容説明

暗殺は恋のはじまり? 王宮ラブコメディ!

「ひと月の間に俺を殺してみせろ。殺せぬ場合は――俺の妃になれ」大国ジーヴェストの宰相暗殺という使命の下、侍女として城へ潜入したユリアス。ところが、ようやく訪れた絶好のチャンスが最大のピンチに!? なんと、『暗愚王』と呼ばれる風変わりな国王に正体を見抜かれ、とんでもない賭けをすることになって? 殺るか、妃になるか!? 陰謀渦巻く王宮で、王と暗殺者の命懸けの恋がはじまる! 不健全なシンデレラストーリー!

※この作品は底本と同じクオリティのイラストが収録されています。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ひめありす@灯れ松明の火

25
「ぼんやりしていたので跡目争いでははしにもぼうにもかからず結果王様になってしまった末っ子王子」とか「宮廷後宮を廻る暗殺劇」とかよく見かける設定かなあと思いつつでも、お約束だからこそ細かい部分のアレンジで楽しめました。ユリアスの本当の名前とか、白い教会の背後関係とか、ユリアスとロイが真面目にいちゃいちゃする所とか、一冊で完結しないでもう少し読めてもいいのになあと思いました。最後にロイに対してユリアスが願った事が酷く健気で、でも悲しくも愛しい。ニンジンの落とし所が憎い。絶対赤毛のあの人だと思っていたのにー!!2013/12/08

まりい

8
想像以上に緊張感あふれるお話で、でも少女小説らしいときめきもあって面白かったです!歪んでいるといいつつも、意外と王道ストーリーだったような。ロイが珍しいくらいできる王様でびっくりしました。2014/01/30

でんか

6
蔵書整理で再読中。わりとすきなはなし。ツンツン暗殺者ヒロインと、大人な王様ヒーローの組み合わせ。二人の関係性が上手く、話のテンポもいい感じで進む。最後のネタばらしも、事前に大方の予想はつくものの、作者のかたの書き方が上手なのか、グイグイ引き込まれる面白さがあった。結局、ヒロインが属してた組織の詳細とかちょいちょい謎は残るのだが、そのへん抜きにしても、よく一冊でまとめてあるなと思う。金の王と銀の暗殺者の組み合わせは、どうしても例のかやたさんちのコンビを思い出してしまうのだが、私好みの設定だ。2017/10/24

こうづき

6
なんて楽しそうな殺し愛……! 暗殺者であるメイドさんと、彼女が狙う羽目になった王様の、シンデレラ……ストーリー……? 主人公は有能なんだけど、王様も狙われることにかけてはベテランなので、結果としてイチャイチャしてるんだか殺し合ってるんだか分からない不思議展開に! 大変おいしゅうございました。最後のオチには普通に騙された。そいつか!2015/05/02

本夜見

6
暗愚な王様が食わせ物すぎですな!! 刺客側が可愛く思える程だもの(^_^;) そしてニンジン…正体はそうくるか!!! 予想はかすりもしなかった。ま、とりあえずハッピーエンドはイイですな(笑)2014/01/21

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