内容説明
米軍女性広報官の死体が基地内で発見された。同時に基地の外で大量の血痕も見つかり、米海軍犯罪捜査局(NCIS)が捜査を開始する。だが被害者が基地を出入りした痕跡はゼロ。いかにして基地を出て、殺されて戻ってきたのか? 全てのゲートと鉄壁の警備をすり抜けて、二つの死体が移動する! 前代未聞の本格ミステリー。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ゆみきーにゃ
53
《図書館》ジェスロを想像したのがいけなかったのかな…犯人は途中でわかるし話しに惹きつけられることもなく終わる。タイトルの意味も良くわからない。2014/05/14
マムみかん(*ほぼ一言感想*)
23
横須賀の米軍基地の内と外で起こった殺人事件。 不可解な死体の移動、見えない犯人…。 ミステリーとしてはとても良くできていて、ボ~っと読んでいたらまさかの犯人! しかも、さらにその先に本当の真実があって驚きました! でも、後味悪いです。 月原さんの作品は面白いのですが、もうちょい明るいテイストにならないかな~(笑)。2013/08/25
むつぞー
19
在日米軍基地・横須賀という設定、蝶と蛾の話とかは結構面白く読ませていただきました。 フェンスを隔てて別の国となる基地だからこそ基地内を担当するNCISのレアード捜査官と、外の横須賀市役所基地対策特別室の沙織の両名の視点で物語が描かれます。 このあたりの基地問題、住民と基地の間にあるものを描き出すような社会派でも良かったのでは? だけど死体の移動という所に拘っているので本格ミステリになるのでしょうが。 ただ最初から抱いてしまった疑惑が、やはり答えだったのでちょっと驚けなかったのが残念でした。2013/05/29
あっちゃん
16
横須賀基地をメインにした殺人事件!基地内と基地外との交互に進められていくストーリーは良かったけど、説明的な部分が多くて、少し中弛み…犯人途中でなんとなく解る感じなうえ、ミステリーなのに少しアンフェアな所も(^。^;)2013/09/22
まぁにぃ
15
横須賀米軍基地。 なじみのある街なので、情景が目に浮かぶ。 ミステリーとしては、どうかなぁ~。 最後はそう締めるのねって感じ。 ん~、ドラマ向きかな?2018/09/08
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