1分間モチベーション

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1分間モチベーション

  • ISBN:9784775941126

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内容説明

社員が仕事を楽しむ会社は業績がいい!
「明日、会社に行きたくない」
たいていのビジネスマンは、誰でも一度はこういう思いを抱いたことがあるだろう。もしかしたら現在もそうだし、今後もそれは変わらないと思っているかもしれない。また部下をもつ人は「誰だって嫌だけど我慢して働いている」「やりたい仕事に就ける人なんてほとんどいない」などと自分や部下を慰めたりしているかもしれない。

そうやって「世の中は理不尽なもの」「自分の力ではどうにもならない」と諦め、慣習におとなしく従って働き、働かせ続けるのは簡単だ。だが果たしてそれが業績につながるだろうか。そこで働く人間は幸せだろうか。

本書の主人公は、業績悪化で閉鎖間近の赤字工場に、本社から派遣されてきた女性マネジャー、ペギー。1年以内に業績を立て直せなければ工場は閉鎖、そしてクビの運命。なかば諦めかけていたところ、この工場にひとつだけ、全工場のなかでもダントツの成績を上げている課があることが分かった。

偶然その課のリーダーであるアンディと知り合ったペギーは、ずば抜けたパフォーマンスを上げている3つの秘訣を教えてもらうことになる。簡単にまとめると以下のとおりだ。

「リスの精神」……やりがいがある仕事をする
「ビーバーの行動」……自己管理をしながら目標を達成する
「ガンの贈り物」……仲間に惜しみない声援を送る

長期的に業績を上げるために必要なことは、部下のあら探しや作業の極端な効率化ではない。従業員のやる気はパフォーマンスも上げるのだ。

本書は管理職のための『1分間』シリーズのひとつで、組織モチベーションアップに焦点をあてている。一人一人がやる気と責任を自覚しながら働ける仕事場作りの秘訣をぜひ学んでほしい。

目次

はじめに―逆境を跳ね返した伝説のマネジャーと出会う
ガンホーへの道―業績悪化で閉鎖寸前の工場を救う一筋の光
リスの精神―重要なだけでは駄目。やりがいがある仕事をする
ビーバーの行動―自己管理と、達成可能かつ挑戦的な仕事の重要性
ガンの贈り物―仲間への声援を惜しまない。祝福を贈り合う
ガンホーライフ実践のための行動計画表
チェックリスト(リスの精神 ビーバーの行動 ガンの贈り物)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Kentaro

33
リスの精神、ビーバーの行動、ガンの贈り物。ガンホーになるのに必要なのはこの三つだ。リスの精神とはやりがいがある仕事をするのだ。やりがいがある仕事をするには、まずはみんなが目標を理解しそれを共有しなければならない。かつ、重要なのは、どうやってその目標を達成するかだ。そのためにはしっかりとした価値観を持ってそれに基づいて行動する必要がある。目標だけでなくそれを達成する方法、この二つがそろって初めて、やりがいがある仕事ができる。 ビーバーの行動とは、自己管理の中でしっかりと目標にコミットして行動することである。2020/03/11

Koichiro Minematsu

4
リスの精神、ビーバーの行動、ガンの贈り物。分かる人には分かるんでしょう! 力をあわせてがんばる部下たちを育てること。 これまた、ストーリー形式でさらっと読めました! この「1分間」シリーズは面白いなぁ♪2013/09/04

またおやぢ

2
いつも思う事だが、アメリカ先住民の教えには真理がある。この本にて語られる『リスの精神』、『ビーバーの行動』、『ガンの贈り物』の話は、個々人のモチベーションの根源は何か、それを組織に昇華するにはどうすべきか、またその努力を持続させるための道筋についてアナロジカルに示唆する。価値観に基づいた仕事をし、目標を達成の為に自己管理をし、一緒に働く者に惜しみない声援を送ることで、組織エネルギーが喚起され、個々人の成長と組織の成長を促すことができるのであれば、たとえ時間がかかろうとも行動をする意義はあると認識した一冊。2016/04/10

keiji

1
星野佳路社長の推薦書。サクッと読めて明日からでも仕事に使える内容。リスとビーバー、ガンの例えはイマイチしっくり来ないがこれによりスッキリとまとめられておりアウトプットがしやすくなっていると思う。全ては巻末のチェックリストに集約されているので、時折本を開いては出来ているか確認するようにしたい。以下、気に留まった箇所。・二つの違った目標を持つ。結果に関する目標と価値に関する目標。・沈黙は相手を信じ認めることでもある(消極的祝福)・事の進捗中も声援を送り続ける(アメフトを思い出そう)2019/06/04

やすかりし

1
いや、確かにいいこと言ってるし、段階の踏み方もわかりやすいし良書だとは思うんだけど何かが腑に落ちない・・・そう、タイトルの「1分間」だ。なにがどう「1分間」なのか、全くわからない。「1分間」でできるものの話なんか出てこないし、そもそも原題は"Gung Ho!"だし。このタイトルに惹かれて買ったから余計に引っかかる。2018/11/14

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