場末の文体論

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場末の文体論

  • 著者名:小田嶋隆【著】
  • 価格 ¥1,540(本体¥1,400)
  • 日経BP(2013/06発売)
  • 夏休みの締めくくり!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~8/24)
  • ポイント 420pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784822249533

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内容説明

読者をうならせる天才コラムニスト、その原点を語る。ビートルズ、北杜夫、立川談志、ソニー……。オダジマは、いかにしてオダジマになったのか?
ネットで大人気コラムを連載する著者が、その心の故郷を初めて明かす。激論を巻き起こした数々の名コラムを生み出した「文章の職人」の秘密に迫る。日経ビジネス オンラインの大人気連載、待望の書籍化!『地雷を踏む勇気』『もっと地雷を踏む勇気』『その「正義」があぶない。』に続く、切れ味するどいオダジマワールドがここに! 津田大介氏との「同郷」特別対談も収録。東京都北区赤羽があの男を育てた!!

目次

マンボウに乗った少年<br/>談志中坊に宿る<br/>ワズ・ア・ソニー・ディ<br/>いつかゴミになる日まで<br/>お父さんが大学に行った理由<br/>ワイルドでは生きていけない。マイルドでは生きていく資格がない。<br/>でもとだからの間<br/>科学の子の未来<br/>イタリヤのリタイヤと維新の真意<br/>朝日の落日<br/>最大与党を代表して一言<br/>そうせんきゃならぬがゆえの総選挙<br/>イージー殴打の教室<br/>小田嶋vs津田大介

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

あちゃくん

85
前半はノスタルジーに浸ったオダジマさん、なので氏独特の毒気は無し。後半に行くにつ入れて政治の話が増えていくんだけど、そちらもいつもに比べて、批評の鋭さは感じられないです。けど、クロスビートに連載持っていた頃からファンだった僕のような者にとっては、とりあえずオダジマさんの文章が読めればって感じなので、まぁ満足です。2015/09/24

けんとまん1007

24
年代が近いこともあるのか、どれもこれも納得できるところが多い。今の時代にアラームをあげているように思えるのは、自分だけだろうか?その根底にあるのが、面倒くささを避ける風潮と、少数派でいることを避ける風潮なんだと思った。だから、結果として、ぱっと見のところだけで判断してしまうし、かつ、今しか考えない人が増えてきているのだろう。手間をかけること、自分の頭で考えること、自分の肌で感じること、そして、自分の文体で書くこと・・これに尽きるのだろう。2014/05/06

R

9
深夜ラジオでも聞いているかのような、暴論と極論で楽しく世間を茶化すようなコラム集でした。時事ネタや、政治ネタが多いので、好き嫌いが分かれるだろうと思いつつも、さらさらと読み捨てていくような読み方にぴったりの、消費する文章という感じを覚えたのであります。スパイシーな話題が多いので、なんとなし、感想をつぶやきたくなるようでもあり、こういう文章もあるのだなと感心しました。2013/07/24

ophiuchi

6
図書館本。どれもWebサイトで読んでいるはずだと思うが、初めて読んだように感じてしまう文章も多かった。本で読むと微妙に印象が変わり、その意味でも面白かった。コラムニストの要件はポジショニングにある。2013/08/13

今庄和恵@マチカドホケン室コネクトロン

6
よそさまのレビューに『いつもと比べて歯切れが悪い』とありましたが、『あーあ、ついにここまで言わないといけませんか?』ってカンジかな、と思いました。言わなくても当然わかってるだろ、と思っていたことに対して、わかっていない人の多さに絶望しつつ、そんじゃあ声をあげないといけないか、みたいな。ちなみに小田嶋センセのミーハーレベルのファンです。2013/05/12

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