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内容説明
外傷や事故で、脳や脊髄を覆う髄液がもれる脳脊髄液減少症(のうせきずいえきげんしょうしょう)。激しい頭痛、めまい、耳鳴り、倦怠感などの症状から日常生活にも支障をきたす病ですが、周囲の人たちから十分な理解を得られず、「怠慢である」との批判を受けることも。しかしこの病、他人事ではなく誰しもが発症する可能性があるのです…。 マンガで知る女性のための人生応援コミック。山王病院脳神経外科・高橋浩一先生による病気解説と、国際医療福祉大学熱海病院脳神経外科・篠永正道先生からのメッセージつき。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
やん
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この春、この病気にかかりました。発症からほぼ2ヶ月寝たきりで、入院とブラッドパッチを経て現在回復途上にあります。先月から仕事にも復帰しています。症状が重い間の絶望的な気持ちが蘇り、読んでいて涙が出ました。この病気の辛さは、様々な症状に加えて、周囲の無理解に苦しむことにもあるかもしれません。私は比較的恵まれた状況にありましたが、1人でも多くの人にこの病気のことを知ってもらいたいと願っています。わかりやすくすぐに読める本なので、興味を持った方はぜひ読んでみて下さい。 2017/07/19
yosssy
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数年前、同僚が交通事故にあい、パニック障害と診断され治療を続けるも改善されず、何年も苦しみ、そしてやっとこの病名に辿り着いた。症状を描いたマンガと先生たちによる詳細な説明は、とてもわかり易かった。この本を貸してくれたのが本人だったことが、とても切ない。。もっと多くの人に知って欲しい。そして、彼女が1日も早く回復することを願っている。2016/05/08